
しをに
@remnkkswn60306
傍らにずっと本の川が流れてるみたいで楽しい。世界、知らないことばかり。
- 2025年5月18日
- 2025年5月18日
- 2025年5月17日
- 2025年5月17日なおりはしないが、ましになる(4)カレー沢薫読み終わった1-4巻まで一気読み。随所で声出して笑った後に、これ笑ってる場合なのかなーと真顔になったり、ましとは一体なんだろうとさらに真顔になったり。第一には二次的なダメージ発生を防ぎ続けることが大きな成果……前進……前?とは?どっちが前で後ろだ?みたいなことをぐるぐるループしてます。 4巻の展開に普通にびっくりした。いや確かにある、こういうことは何に関してもある(そして1巻に戻る)。どうなるんですかこれ。 自分や周りの具体的且つプライベートな問題意識やら困りごとやらに触れずに明かさずに感想を書くのが難しいなこれ。 人の感想が聞きたい。そもそもよく知らなくて……って人にはどう読めるんだろう。お勧めしやすくはあるので、人に貸すようセットを買ってみようか。 なんにせよ一事例であって、細部に行けば行くほど人それぞれ、という点を忘れずにいるのが大前提。書くのは簡単だけど、これがなかなか難しい。 なんか色々書いてるけど、ずっと笑いながら読んでました。どこまでが笑ってる場合なのかなー!(ループ)
- 2025年5月16日
- 2025年5月2日再読中人生も他人も、自分も含めて取り巻く世界の大抵はクソったれだったり何かの残り屑ばっかりで、寂しいロクでもない寂しい、と繰り返し唱えながら、それでも尚、手のひらに残ったいつかの煌めきや、未来への靄みたいな希望のカケラに体温が通って、ひとまずは次の明日を、と顔を上げるような、そういう空気が好きだ。この方の作品には、なんかそういうものがいつも足元に流れている気がする。 青臭い言葉を嘯いて、並べ立てて、一周回ってそれが何より誠実で切実な、その瞬間の自分にだけわかる本物として返ってくるような。それがまた霧散するのだとしても、繰り返すこと自体を一欠片くらい愛せるような。 好きなんだろうなぁ、我ながらほんと。次の作品を楽しみにしています。
- 2025年4月27日読み終わったGWを乗り切る糧にすると言った側から読み終わってしまったのですが????? 以下、あとで書き直したくなりそうな自分用メモ。 物語自体とどの程度の距離を置いて読むかで印象がまったく変わる作品だと思う。前提として私はこの方の文章がずっとずっと堪らなく好きなのだけれど、それ自体も人によって相性の差が大きく出ると想定する。 この物語の中では何一つ明確に裁かれも許されもしない、ということに読み手によっては一定の覚悟が要る。何より性加害のくだりに関して、なんらか具体的な記憶と結びつく可能性がある人は注意を要すると思う。 恋愛(かつ性愛)の話がど真ん中の軸にあって、基本的には自己中心的でありつつ恋愛に振り回される人々がわんさか出てくるので、それもまた事前に踏まえていた方がいいように思う。 と、いう、あらゆる方面から人を選び選ばれる作品なのだろうということを噛み締めながら、今回の私は選んだり選ばれたりという側に立っているのを自覚する、そういう、そういう読書体験をなんと言葉にすればいいのやら。私はこの方の書くものがずっと片っ端から好きだし、その好きを他者にも伝わる形で解体して言語化することに成功した試しがない。 何かしらの結論、あるいは自己完結、成長や解放に辿り着いたように見える登場人物がいたとして、それはこの瞬間のこの登場人物の個として視界のことで、この世界、この物語自体はその一瞬以外、この先の何をも保証してはいないんじゃないかと、私は勝手にそう受け取ってる。祈りや期待はあれ、保証はできない。その突き離された距離感、突き離された場所で足掻いたりのたうち回ったり、悲しんだり笑ったりする登場人物たちの熱が、私はどうにも、好きなんだと思う。 閉じた、と彼ら自身が宣言したものですら、一歩先でどうなるのかなんて誰にも保証されていない。危ういバランスの上に熱は走り時に繋がり時にぶった斬られる。 加害を働いた人間たちが、そのあと世界にどう裁かれるかも、狭い狭い個々の視界にはもはや映り込まなかったする。世界にとっては、別の誰かにとっては、それじゃ済まないことであっても。物語は許しも裁きもしない。ただ、個々の視界が瞬間瞬間に重なり合う場所があるばかり。 恋は良いと言う台詞を聞きながら、反面、恋などロクでもないし全然良いものにも見えないとどこかに思わされ、その上で、それでも一人一人の中にその時に残った、ズタボロの自分ごとどっかに連れて行こうとするエネルギーみたいなものは、それ自体、一瞬、チカチカと煌めいて見える。 結局、恋をしようがすまいが、その人にとって必要があろうがなかろうが、乾き切ったものを一瞬だけ潤していくものって、そんな触感をしている。彼らにとってはこうだったというだけで。彼らの視界には取るべき手と振り払うべき手が並んでいたことが、一大事であったのだとして。その一大事の一つ枠の外に、遠くの片割れという存在があって、そこにある僅かな温度や湿度が、一大事のど真ん中にはやってこないとしても、確かにあったということも含めて。 あの赤子もいつか自我を育て、何かと出会い何かを破壊して去っていくのだろうと、そんな予感があることが不思議に嬉しいけれど、この予感も私が勝手に生み出しただけのものかもしれない。 ちょっと寝かせてもう一回読みます。
- 2025年4月27日
- 2025年4月25日モンテ・クリスト伯 5デュマ,A.(アレクサンドル),山内義雄まだ読んでる75章読了。いやーーーーーーーー。電車が目的地に着いて読み止めるのが苦痛なレベルのスピード感と緊迫。もはや当たり前に、ずっと読ませ方がうまい。1巻を読み返したい。
- 2025年4月22日
- 2025年4月13日
- 2025年4月13日モンテ・クリスト伯 5デュマ,A.(アレクサンドル),山内義雄まだ読んでる69章冒頭まで。ここに来て風向きが変わってきたような、そうでもないような。 登場人物の相関を覚えきれない!というのと、上流社会の交友関係ってものすごく狭い範囲でぐるぐるしてるなぁというのは両立する……というより、ぐるぐるしてるから覚えられないのか。
- 2025年4月5日モンテ・クリスト伯 5デュマ,A.(アレクサンドル),山内義雄まだ読んでる「下手な画工が、廃墟といえば必ず描く、例のベットリとした色の月を思い出さないではいられなかった」 嫌いな奴の描写が露骨に辛辣なの面白くてメモしてしまう。相手にも絵にも辛辣。
- 2025年4月4日モンテ・クリスト伯 5デュマ,A.(アレクサンドル),山内義雄読み始めた開いた口が塞がらないままゲラゲラ笑い出してしまいそう。よくもまぁこうも、立板に水のごとくぺらぺらと口八丁に、しかもでまかせに次ぐでまかせ、芝居に次ぐ芝居をとめどなく……!本当にずっとめちゃくちゃ楽しそうに見えるけど、楽しくはないのだろう。根っこにあるのは憎しみだもの。楽しんでるのは読者の方。 ジャコポ!ジャコポは覚えてる!覚えてるぞということをメモがわりにここに書いときます。
- 2025年4月4日モンテ・クリスト伯 4アレクサンドル・デュマ,山内義雄読み終わったうえーーなんだこのダングラールの急激に感じの悪いねっとりとした喋り方は。原文読めないから翻訳の匙加減なのか何なのか分からないまま読了。 ここに至って70万フランって今の感覚でいくらくらい?っていうのを完全スルーで読んでることに気づきました。登場人物のリアクションで何となく価値を測っていた……これもメモしながら読んだら面白かったかな。
- 2025年4月3日モンテ・クリスト伯 4アレクサンドル・デュマ,山内義雄まだ読んでる64章読了。カドルッ……ん、カドルッス?と、ベネデット?は、何繋がり?だから人物相関メモつけながら読んだ方がいいって言ってるのに。 63章ノンストップの畳みかけに、第1部完!次巻から物語は第2部へ!ってなるのかとハラハラしました。この辺の伯爵、ずっと楽しそうに見える。
- 2025年4月1日
- 2025年3月30日扉のかたちをした闇森雪之丞,江國香織読み終わった読了!合わなかった! どう合わないのかをいまいち的確に言語化できないのが悔しい。特に江國香織は、同じ感性を詩を通して覗くのと物語を通して覗くので感触が違ってる気もする。けど、そんな比較できるほどそもそも自分の中にサンプルがないのも確か。 私は宮沢賢治の童話が片っ端から怖い人間なんですけど、なぜか詩は好きで童話ほど怖くもないんですよね。詩と物語の違いって何だろうなと思いつつ、今回はここまで。
- 2025年3月30日ダンダダン 7龍幸伸再読いやーーーーーーーこのストーリー構成のバランスよ。めちゃくちゃに好みでほんと動揺する……。 一つの事件が終わり、邪視を封印して一応解決……では全然なくて、あれやこれやの対策の果てに絆された少年少女たちの気持ちに沿う形で別の道を選ぶ……ってのもまだ解決じゃなくて、気持ち一つで乗り切れはしないという現実がこれまた淡々とにじり寄ってくる、という、これも絶妙なバランスで御伽噺に紛れ込んでくるリアルで凄い。すごく好き。 壊れた家が壊れたままだったり、力を合わせて寄り添い合って、手を差し伸べ合うことのいじましさと、それゆえに先が見えないしんどさと。そういうものを見せた上での、修行!って流れがまた上手い。王道とズラしのバランスが驚異的。 「少しでもカッコ良くなりたいから、マネしてるんです」って泣けちゃうな。私もそういうお互い様を信じたい人間だから。星子さんの視線であの子たち見てたら、なんかずっと泣けてしまってダメになる気がするな。 お囃子バンドさん好きすぎる。
- 2025年3月30日ダンダダン 6龍幸伸再読バトルシーン、すっっっご。相変わらず自分の身体から始まり使えるもんなんでも使う総員総力総当たりバトル。あんだけ戦い切ったオカルンが、綾瀬さん助けてってまず言うのがほんとに好き。全員アタッカーで全員サポーター。 躊躇いなく放火するわ、ミミズをホースにするわ、敵も味方も片っ端から全員揃うわ、作品自体にペース配分というものがない気さえしてくる。常に全力疾走でどこまでいくんだこの漫画。それでいて今日もまたいつもの食卓へ。しかもまだ解決してない。とてつもない。 おまけ漫画の最後の一コマが好きすぎる。
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