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しをに
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@remnkkswn60306
傍らにずっと本の川が流れてるみたいで楽しい。世界、知らないことばかり。
  • 2025年11月18日
    甲賀忍法帖 山田風太郎ベストコレクション
    1ページめくったら突然誰か死んでそう、ってレベルの緊張感が延々と途切れてくれないので、めちゃくちゃ読みやすいのに全然前に進まない。
  • 2025年11月13日
    甲賀忍法帖 山田風太郎ベストコレクション
    前からずっと勧められていた山田風太郎をやっと手に取って、冒頭わずかの時点で、す、すっごいなこれ……!?ってなってるところ。こんなにも削ぎ落として無駄なく見せるべきだけを言葉で並べることができるものなの。予備動作なくいきなり最高速度で爆走し始めたものを呆然と眺めています。
  • 2025年11月12日
    走ることについて語るときに僕の語ること
    ストレスの少ない文章で、その分、きっと細部は長く覚えておけないだろうなと思った。 自己に向かって完結していくストイックな精神の傍らで、それを見聞きしているだけのはずの他人が耳を塞ぎたくなる現象ってあると思うんですけど、あくまで内に内に向いたものであるという線引きは丁寧に、置き石のようになされていると感じたし、だからこそこちらも他人事ような気持ちで遠くから眺めることになるんだろうとも思う。 自転車も海も怖いし、走ると膝を壊す気しかしないので、ウォーキングと筋トレくらいするかなと思いました。
  • 2025年11月8日
    正反対な君と僕 8
    前に1-3巻まで読んでいて(記録漏れ)、今回4-8缶一気読み。読了から3日くらい、要所を読み返しては泣き読み返しては泣きしてた。 どの子も、丁寧に丁寧な感情を言葉にし、行動し、より良い関係を探る努力をしていて、その誠実に泣けて泣けて堪らなかった。 そしてこんなにも言葉を尽くしているのに、心のど真ん中にある微細な熱や震えの核心のところは、言葉にならない間合いで見せる、この、この……漫画という手法の一つの結晶のようだ。 特に平。平だよ。 自分の中の劣等感や卑屈な感情を見つめすぎるあまり、結果として表に出てくる言葉や行為が他者への誠実という形にしか見えないのが物凄い。本人はそんなつもりないし、そんなふうに自覚した途端にまた苦しむんだろうとも思うけど、それも含めて凄い。 鈴木ちゃんと谷くんの関係はある意味でスタートした時からほぼ完成していて、ほぼ完成しているものを尚も大事に大事に扱っていく様こそがこの物語の表側だったと思うんだけど、だからこそ読者に見せる場面ってどこかで早々に尽きると思うんですよ。そこに混じる2つの別の物語、進行を続ける関係性。それぞれの正反対。 中でもやっぱり、タイラズマは鈴木谷組に対する裏主人公だったと思うし、彼らのある一点の結末を見せたあとの、最後の最後で私と君をひっくり返した僕と君の第一話で締める構成があまりにも好きでした。 3年生、あっという間で寂しかったなー。それこそが、敢えて我々にも容赦なく与えられたスピード感だという気もした。楽しかったよな。寂しいよな。それを抱えて、また、という言葉をお守りに、その時その時を繰り返し大事にしていくこと。 1週間置いてまた読み返してもまた泣くと思う。どうか幸あれ。ひとまずここまで。
  • 2025年11月7日
    走ることについて語るときに僕の語ること
    「シャッターの音が大きすぎる。羊の数が多すぎる」のとこでずっと笑ってる。
  • 2025年11月6日
    ブレイクショットの軌跡
    作品に作品を説明されたくない期のど真ん中にいる私、説明を50パーセントOFFにしてもらえたら好きになったかもしれない作品だった。 好みと求めるものの違いなのだろうから、私のための作品ではなかったんだろうな。 以下ネタバレ 後藤春斗くんの結末がどうなるかに全ての関心を持ってかれてたので、安心させてもらえて良かった!!!というのはめちゃくちゃ思いました。
  • 2025年10月31日
    燃えるスカートの少女
    燃えるスカートの少女
    読了。大半が書きかけに見えるほど、説明なく唐突に始まって唐突に終わる。そもそも大半が書き手の内側にあって、そこから溢れたり滲んできたものの断片を掬ったり覗き込んだりしてるんだと思うと、そりゃそうなる、仕方ないやという気持ちになる。こっちを向いての説明がないものが読みたかったので、今読んで良かった。 私の言葉に置き換えると、なんでもかんでも寂しい寂しいになってしまうけど、置き換え方は無限に存在するようにも思う。無限の空想の世界を寂しいと思うか、美しいと思うか、怖いと思うか、みたいな違いもある気がする。 職場に着くのでここまで。 人魚と小鬼の話が好き。
  • 2025年10月28日
    燃えるスカートの少女
    燃えるスカートの少女
    描かれているもののことは何一つ分かってない気はするんですけど、私はたぶん今、そういうことを説明するつもりがない文章を読みたいんだな、と納得してるところ。 図書館員のくだりで、『税金で買った本』の顔ぶれの悲鳴が聞こえるようだな……と思ってました。
  • 2025年10月27日
    燃えるスカートの少女
    燃えるスカートの少女
    5本目まで読了。いやーすごい!これ勧めてきた人、なぜ私が今、こういう一見、柔らかく美しい色に見えなくもない不条理な悪夢そのものみたいな文章を読みたいと思ってるのが分かったんだろ。訳がわからなくて、なんなら気持ち悪いくらいあるんだけど、嫌いではない。続き読みます。
  • 2025年10月26日
    ブレイクショットの軌跡
    勧められた本を同時進行していく期間。これはもしや、憧れの乱読というやつでは?違うかな? 2章目、舞台が変わった時点でほんのり不安になってますが、引き続き読み進めます。
  • 2025年10月26日
    燃えるスカートの少女
    燃えるスカートの少女
    幻想的な文章が読みたい、と言って知人の手元にある中から勧めてもらった本。幻想とは何か、ってのは一旦置いといて、冒頭2本読んだ時点でだいぶ好きな予感がする。
  • 2025年10月26日
    荒木飛呂彦の漫画術
    これはもしや、スティール・ボール・ランを読み終えてから開くべき本なのでは?と気付いて一旦中断。どこまで読んでたっけ!?
  • 2025年10月25日
    超合理的!ミステリーの書き方
    参考にならな過ぎて面白かった! 終盤で急に、合理……理とは……?あ、理を超えてるからこれでいいのか……?ってなりました。余計なお世話を重々承知で、お体大事にして欲しい。
  • 2025年10月24日
    十角館の殺人 <新装改訂版>
    十章を読み終えた時点で、「ええっ!?」というより「あ、そうか、それがあったわ」って感想だったのか我ながらちょっと面白かった。で、そのあとに「ん!?これどうやって映像化してんの?」ってなった。どうやってるんですか……?ちょっと気になるHulu。 想定の何倍もシンプルな話でそっちにビックリしたけど、一行でひっくり返す謎解きの見せ方はメリハリとして好き。動機の描写をもっと分厚く見せてほしいと思うのは単なる読み手の趣味の問題なんだろう。ここでは動機も一つのピースでしかない。 しかし死んだなーボカスカ死んだ。ネタバレ避けで具体に書かないけど、終わってみると犯人にとっては相当に自由度が高いミッションだった。 人は殺したら生き返らないのだから、もうちょい立ち止まった方がいいよ……という、身もふたもないことを思いました。
  • 2025年10月24日
    十角館の殺人 <新装改訂版>
    人の名前と諸条件をやっとなんとなく覚えたという辺りからサクサク人が死に始めるこの、この感じ!懐かしい!本格ミステリー読むの自体がだいぶ久しぶりだ。
  • 2025年10月22日
    十角館の殺人 <新装改訂版>
    久しぶりに本格ミステリを手に取って、最初にやってくる場所と人間の情報を頭に詰め込まなきゃいけない行程にぜぇはぁいってます。いやー久しぶりだこの感じ。手元に常に更新されゆく人物相関図と図面が欲しい。
  • 2025年10月21日
    荒木飛呂彦の漫画術
    最近ずっとエンターテイメントとは何かみたいなこと考えてた結果として、なぜか手に取った。私は漫画は描きません。同時進行であれこれ読み始めたのでいつ読み終えるかは不明。
  • 2025年10月20日
    走ることについて語るときに僕の語ること
    モンテ・クリスト伯最終巻の緊迫と疾走にぜぇはぁ言ってる旨を伝えた身内から、それなら普段読まないエッセイなどを同時進行で読んでみては?と勧められて先週あたりからぱらぱらと。 村上春樹に漠然と苦手意識があって小説をどれもちゃんと読んだことがなく、入り口はエッセイの方がいいかもねと言われていたこともあり、こういうのはタイミング!ということで。 現状、タイトルの時点で「???」ってなってますが、読みやすいです。モンテ・クリスト伯は読み終わってますが、引き続き読み進めます。 読み始め日の記録忘れたので今日の日付で登録。
  • 2025年10月20日
    モンテ・クリスト伯 7
    モンテ・クリスト伯 7
    読!了!うわーー読み終わっちゃった!? なんというこの……最後まで同じ疾走感を保ち続けてスパンと終わるこの潔さ。終盤、ページ足りる!?ってヒヤヒヤしてた。 私は始まりに戻って一巡する物語がめちゃくちゃ好きなので、あまりにも自分好みの終盤に動揺しきりだったんですけど、それにしてもスパッと終わったなー。フランツくんはお元気ですか。マクシミリアンくんはもっと怒ってもいいのでは。ジャコポが健在で何より。 エドモン・ダンテスの復讐の是非を裁くのは、この物語の文脈においては我々読者も含めて何者でもないんだろうなと思ったりしてます。不幸を大小で語るんじゃないよ、という愚かしさも含めての一つの物語なのだろうし。 しっかし面白かったな……面白かった……次はどうなるんだ!?の力をこんなに長く長く保ち続けられるものなのか。それ自体、怪物みたいな物語だなと思う。 速報みたいな感想ですけどひとまずここまで!
  • 2025年10月16日
    モンテ・クリスト伯 7
    モンテ・クリスト伯 7
    111章……ここに来てこんな、一行ごとにこっちの心臓が凍るような場面読まされるのほんと……文章が……上手い……
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