且坐喫茶

4件の記録
たま子@tama_co_co2026年1月30日読み終わった正座した自分の膝元が、ひたひたと水に浸っていく。茶室のなかは気付けば水に浸かり、ぶくぶくと身体が浮遊する闇のなか、漏れる光に目を薄める。ねろり。濃茶の味が口に広がるその瞬間、内と外が反転して身体のなかに茶室が入り込んでくる。そんな情景が自分の頭で繰り広げられる。 茶事の書籍づくりに携わることになり、茶に触れたこともないわたしがそんなことをしてもいいのかとびくびくしながら、すこしでもその気配を掴みたいと読みはじめたのだったけど、むしろその奥行きの深さに緊張は増し背筋がのびる。撮影当日の朝、読み終えたときにはふしぎと緊張はほろほろほどけて自由になった。茶は宇宙。凝縮された生。とてつもなくよかったので、何度も何度も読み返す本になるだろう。









wug@w2025年5月16日読んでる待庵の章まで読んだ。別の方も待庵は宇宙と言っているのを聞いた気がする。中には入れないそうだけど、行くとどんな感覚になるだろうか。 "茶室はひとつの宇宙である、とよく言われるが、待庵を知ったあと、僕はこんなふうに感じている。宇宙は一軒の茶室である、と。息をし、歩き、笑ったり泣いたり、顔を見合わせたりしながら、僕はいま、ひとつの茶事を生きているのだと。"
