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たま子
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@tama_co_co
猫と本と読書日記。 毎日なにかしらをつくる。
  • 2025年7月8日
    自分ひとりの部屋
    自分ひとりの部屋
    第4章、18世紀から19世紀の「書く女性」のわずかな痕跡を辿る。この時代の小説に描かれた女性の強い個性と、現実女性の置かれた立場の違いへの違和感。時代背景を知ることで、書かれたものを見る角度が増えていくたのしさ。特に、ジェイン・オースティンとシャーロット・ブロンテの異なる部分についての見解をおもしろく読む。オースティンの環境に左右されない物語へのまっすぐな誠実さと、シャーロットの時に感情を抑えられない物語からの脱線。なるほどそんな風な読み方もできるのだな〜〜とふんふんと読む。
  • 2025年7月6日
    BLUE GIANT MOMENTUM(5)
    BLUE GIANT MOMENTUM(5)
    ジャズコンペティション編おもしろすぎる…………
  • 2025年7月6日
    砂の女(新潮文庫)
    暑い。まとわりつく砂と熱気と乾燥。心までカサカサ干上がって、だけど時に艶かしく。緊張で手に汗握り心臓をバクバクさせ、希望と落胆を繰り返してもうくたくた。人生というものの、相も変わらぬ労働と反復の日々への絶望と孤独と…ささやかな充足。
  • 2025年7月4日
    天堂家物語 16
    天堂家物語 16
    束の間の安然の日々。ご褒美みたいな巻で、ああもうずっとこのままでいて……となるけどまた闇が動き出してしまったな。でも次巻、過去編もたのしみ〜〜〜!
  • 2025年7月4日
    別冊ブックレットホン 夜と本
    別冊ブックレットホン 夜と本
    引きのばされてゆく夜。シピに髪を毛繕いされている。カーテンの奥が白々としてきた。『インド夜想曲』と『トムは真夜中の庭で』を買おう。
  • 2025年7月3日
    別冊ブックレットホン 夜と本
    別冊ブックレットホン 夜と本
    眠れなくて、というか眠っても夜中にすぐ目覚めてしまって、仕方がないから本を読んで明け方にまた寝てみたいな日々がつづいている。すこしずつ大切に読もうと思っている本をついに開き、なおむさん、ゆい奈さんのところまで読んだ。じわあ…と鼻の奥が熱くなる。なんにもないしなんでもないのになんだかなあみたいになって、今日も本があってよかったと思う。冷凍庫の奥に隠してあるレモンチョコレートをこんな時間にボリボリ食べてやった。 「機嫌が悪いことを悟られる大人ってばかみたいとおもうのに、たまには機嫌悪くいさせろよともおもう。」 ーp5 『おやすみ、またね、またあした』
  • 2025年7月2日
    ありす、宇宙までも(4)
    スペースキャンプ編始動。世界中のこどもたちが集まる中で、もしも英語NG例が出てそれぞれの母国語しか話せないとしたら、どうやってコミュニケーションをとる?
  • 2025年7月1日
    トピーカ・スクール
    トピーカ・スクール
    『10:04』のベン・ラーナー新刊!
  • 2025年7月1日
    ジェイムズ
    ジェイムズ
    柴田元幸さん訳の『ハックルベリー・フィンの冒けん』とセットで読みたい。
  • 2025年6月30日
    オーランドー
    オーランドー
    「オーランドー?」と自分自身に問うところから最後20ページがさいこう。独白の疾駆。「曲がり角ごとに自分がいる」、多種多様な自分の増幅。エリザベス女王の寵臣であり、やり手の大使であり、ジプシー、社交界のレディ、文士のパトロン、妻であり母であり、文学賞を受賞した詩人であり、36歳女性にして360歳の両性具有者。性別や時間までも行き来し、この先どうなってゆくのか皆目わからない。終わりのない変化のなかで生きている。誰しも見えないだけで内側には同じくらいの多層性を持ち合わせているのだということを考える。読むごとに、なんてはちゃめちゃで楽しい……と夢中になり、でもそんな喜劇の幕間にはさまれる、静かに物思いに耽って自然と動物と本を愛するオーランドーがいちばんすきだったな。
  • 2025年6月28日
    ⾳を⽴ててゆで卵を割れなかった
    鴨川沿いの川床で同僚と食事をし、もうそろそろ友達ってことでいいのかな?などという話をして、すこしずつすこしずつ心を開いていく心地よさを感じながら、おいしくてたのしい時間を過ごし、帰り道久しぶりにひとり反省会を開かなくてもすむかもなあなどと思う。もしも何か落ち込んでいても大丈夫なようにとお守りのようにもってきた本を、予感に反して満ち足りた気分でひらく。食べられなかったものをめぐるエッセイ、今はとてもちぐはぐなタイミングだけど、ああでもはじまりからいいな。大事に読みたい。
  • 2025年6月27日
    生き残った6人によると 7
    千葉を襲った突然のパンデミックとゾンビと恋愛リアリティーショー。昔読んだ児童書の影響でショッピングモールに泊まることに憧れている者としては、立て籠もり先がショッピングモールというだけでもうずっとわくわくしていて、それだけでもう大満足だった。おもしろく読んで、最後はじーんとして、心身ともに変化していく彼ら彼女らをもっと見守っていたかった。結局恋愛なんてものはしてもしなくてもいいし適当に生きても最後まで生き残るひとだっている。ずっとばからしいのにどこか切実で、深刻になりすぎるのは大人のわるい癖だよなということを思う。
  • 2025年6月27日
    生き残った6人によると 6
  • 2025年6月27日
    生き残った6人によると 5
  • 2025年6月26日
    生き残った6人によると 4
  • 2025年6月26日
    生き残った6人によると 3
  • 2025年6月26日
    生き残った6人によると 2
  • 2025年6月23日
    暁のヨナ 46
    暁のヨナ 46
    もうすぐ終わる感がすごくて、さみしい。
  • 2025年6月23日
    オーランドー
    オーランドー
    ええええと叫びたいきもちを抑えて、猫に目配せ。すんごい展開になった。背表紙で知っていたはずなのにちゃんとびっくりしてしまう。『オーランドー』おもしろいぞ。展開の突飛さとは別に、オーランドーの立てる問いの数々もおもしろくて。今は「自然は美しいのか残酷なのか」ついで「美とは何か?美はもの自体にあるのか、自分の方にあるだけなのか」などの実在の本質について考えていて、おもしろいおもしろいと読む。さあそろそろしごとしよう。
  • 2025年6月22日
    オーランドー
    オーランドー
    用事のついでに早い時間からひとりごはん。非常に優雅でふくふく。オーランドーは広大な屋敷に犬たちと閉じこもりながら「時」について考えていて、すきなかんじになってきた…とおもう。ウルフの本を読んでいるとどんどん6月をすきになる。イギリスの6月は美しいのだろうな。
    オーランドー
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