

たま子
@tama_co_co
猫と本と読書日記。
毎日なにかしらをつくる。
- 2026年5月27日
ローズ ローズィ ローズフル バッド 7いくえみ綾読書日記読み終わった毎日日記待ちに待った新刊。起き抜けに読む。正子さんはいつにも増してしごとを欲張りすぎで、でもわたしにもそういうところが多分にあるので他人ごとではない。縁が舞い込んでくると、めちゃくちゃ忙しいのに、頑張ればなんとかなるはず!と意地になってしまう。ちょっとうまくいくとすぐに調子にのってしまうのだ。でもちゃんと時間と身体と心のバランスをとらないと、ぜんぶがバラバラになってしまうこともわかってきていて、それでこのあいだ、4月から取引をはじめた新しいクライアントに、しごと量をすこし減らしたいと相談した。独立してすぐにしごと量を調整するなんてなまいきな……と自分へ苦々しく思いながら、でも、こだわりたいところに時間をかけられない状況が続くのは由々しき事態なのだからしょうがない。相談して数日後には、わたしがやりやすい案件を残して、バタバタしている案件を減らしてと、うまくうまく社内調整を進めてくれた。身体がひとつしかないくやしさと、ありがとうございますと、すみませんとが入り乱れて、一つひとつをもっと丁寧にがんばりますに集約した。正子さんも、どうか全部がバラバラになりませんように。それにしてもローズロージィがいくえみさん作品のなかでいちばんすきかもしれない。 - 2026年5月26日
(新装版)石垣りん詩集石垣りん読書日記読み始めた毎日日記「彼女は悲嘆しない。さめざめとひとりで泣かない。そこにあるのは、きっぱりとしたうつくしさと、静かな気高さである。」 『石垣りん詩集』新装版、永井怜衣さんの帯文と、門坂流さんの装画がよくて買わずにはいられなかった。買ってよかった。昨日からすこしずつ読んでいて、石垣りんさんのしん、と静かに燃える強さに、へたり込みそうになるきもちがすんでのところでとどめられる。なんど政治や世界に落胆しても、背筋をしゃんとして、右にも左にも寄らず、まっすぐ過去を振り返り、ただ前に進みたいと願っていたい。 --- しずかに耳を澄ませ 何かが近づいてきはしないか 見きわめなければならないものは目の前に えり分けなければならないものは 手の中にある 午後八時一五分は 毎朝やってくる 一九四五年八月六日の朝 一瞬にして死んだ二五万人のすべて いま在る あなたの如く 私の如く やすらかに 美しく 油断していた。 ーp12 挨拶より抜粋 --- 炊事が奇しくも分けられた 女の役目であったのは 不幸なこととは思われない、 そのために知識や、世間での地位が たちおくれたとしても おそくはない 私たちの前にあるものは 鍋とお釜と、燃える火と それらなつかしい器物の前で お芋や、肉を料理するように 深い思いをこめて 政治や経済や文学も勉強しよう、 それはおごりや栄達のためでなく 全部が 人間のために供せられるように 全部が愛情の対象あって励むように。 ーp21 私の前にある鍋とお釜と燃える火とより抜粋
- 2026年5月26日
世界の台所の間取り岡根谷実里,桔本丹気になる - 2026年5月25日
囚人のジレンマ 下リチャード・パワーズ,前山佳朱彦,柴田元幸読書日記読んでる毎日日記エドがバドを演じはじめた。奇しくも、はじめの頃に読み間違えて同じ人物だと思いしばらく読んでいた頃の錯綜が物語で現実のものとなった。誤読さえもパワーズの思惑どおりなのだとしたら、この一連のできごとの終着点はもしかすると、もしかするのかもしれない。夜、麻婆豆腐と餃子を作る。 - 2026年5月24日
あれは何だったんだろう岸本佐知子読書日記読んでる毎日日記ほとんどが妄想であろうでも嘘とは書かれていないので虚実のほどは定かではない、みたいな文章の数々を読んでいると、日記やエッセイに本当のことを書かなければいけないなんて決まりはないものな、と思えてくる。それでわたしも毎日の日記に何か妄想をでっち上げてみようとするけどそんなことがすぐにうまくできるはずもなく、こんな芸当ができるのは岸本佐知子さんだからなのだった。毎夜笑わせてくれてありがとうございますのきもち。今日は蔦屋書店とジュンク堂へ行き、『レタイトナイト』の新刊に出会えたので嬉しい。それ以外にも気になっていたものたちを買う。夜は燻製料理をたらふく食べて胸焼けして帰り、ぴー太は玄関に靴を出しっぱなしにしたせいでシピに放尿されていた。シピは大の綺麗好きで(ということにしている)玄関に靴やスリッパを出したままにしようものなら、すぐさま放尿で制裁を加える。だからわたしは絶対に靴箱に入れるのだけど、ぴー太は度々出しっぱなしにしてしまい、その度に制裁を加えられている。ちょっとだけざまあみろと思っている。
- 2026年5月24日
船頭安五郎 (1)黒田硫黄気になる - 2026年5月24日
死ぬまでに読みたい1000冊 人生を豊かにする世界の名著ジェイムズ・マスティック,JamesMustich,柴田元幸気になる - 2026年5月23日
クローディアの秘密カニグズバーグ,E.L.,松永ふみ子読書日記読み終わった毎日日記昨日仕込んだ紅茶クレープに焼きバナナを添えてクリームをたっぷりかけて食べながら『Page Turners』の児童書回を観て、三宅さんが影響を受けた『クローディアの秘密』がちょうど本棚にあったので読む。12歳のクローディアは日々の鬱憤を晴らすために弟のジェイミーを連れて家出をするのだけど、その行き先はメトロポリタン美術館。美術館で暮らすなんてたのしそう……と買ったのだった。2人はメトロポリタン美術館の展示品マリー・アントワネットの寝台で寝起きして、昼間は人気で長蛇の列をつくるミケランジェロの天使の彫刻は夜になると2人だけのものになる。2人の家出がどうなるのか、クローディアは家出を通して何を求め見つけるのか、そのたどり着いた先も含めてとってもよかった。お昼を食べながら、児童文学といえば、と思い出して『SANBON RADIO』の「何度も読みたい児童文学」回を久しぶりに観る。toi booksの磯上さん、本町文化堂の嶋田さん、元恵文社の鎌田さんの本紹介のうまさよ……となりながら、やっぱり本は何を読むかよりも、どう読むかで、どう語るかだなあと思う。観ていると、本を読むってなんてたのしい!と新鮮にわくわくしてしまい読んだ気にさえなる。姪っ子が最近ヤングアダルト小説を読み出したこともあり、一緒に話せたらたのしいだろうなあと思っているのもあって、児童文学をもっと読むぞ〜〜となる。それで磯上さんがおすすめしていた影響で前に買った『ベルリン1919』が本棚にあったよなと見るとまさかのシリーズ2作目の『ベルリン1933』でこりゃだめだ……となり、toibooksで買おうと思うもsold out。できるだけ本屋で買いたいが……と思いつつも、近くの本屋で買ったのが1933だったということはないんだろうなと思い、ネットで注文する。夜はぴー太が焼き鳥を家で食べたいなどと言い出したので、竹串に鶏肉と白ネギやズッキーニを刺して焼き、ビールを飲みながら、プロジェクターですきなアーティストたちのLIVE映像を流すなどしてよき夜。お家焼き鳥は思ったより簡単で美味しくてたのしい。
- 2026年5月23日
Z40ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー前川かずお,那須正幹,高橋信也気になる - 2026年5月23日
ガラガラヘビの味アーサー・ビナード,しりあがり寿,木坂涼気になる - 2026年5月23日
なぜ人はアートを楽しむように進化したのかアンジャン・チャタジー,田沢恭子気になる - 2026年5月23日
ウォーターシップ・ダウンのウサギたち(上)リチャード・アダムズ,神宮輝夫気になる - 2026年5月23日
桜井政博 ゲームで世界をもっと楽しく尾野こし(サイドランチ),桜井政博気になる - 2026年5月23日
しき町屋良平気になる - 2026年5月22日
囚人のジレンマ 下リチャード・パワーズ,前山佳朱彦,柴田元幸読書日記読んでる毎日日記5時に寝て9時に起きる。ねむい。午前中に出さなければいけないものたちを作りながら、ビデオポッドキャストで『おやつ』を観る。鶴見さんのもってきたバナナクリームパイを食べた紗希子さん「うますぎて……生きる!」と言っていて、そうだよねうますぎたら死なずに生きるよねと思う。「みなさんほどほどにやんな。だね。心と体に気をつけて、今までいろいろあったけどココカラはファインですね」と締めくくっていて、紗希子さん&鶴見さんの会話がほんとうにすき。それでわたしも、うますぎて……生きる!となりたくなって、しかもちょうど生クリームが余っているので久しぶりにおやつを作るぞとなり、その前にまずは風呂に湯をためる。待つ間、鍋で生クリームとアールグレイ茶葉を温め濾して、別で牛乳にも茶葉を入れて冷蔵庫に寝かす。紅茶の香りちゃんと出るかな。それにしても昼間に入る風呂のなんと贅沢な気分になること。身体がほぐれてご機嫌で猫を抱きながら1時間ほど眠り、クライアントからの電話で起きてふたたび制作。ほどほどの時間におわらせ、今日はぴー太が出張でいないので一人の夜だ、さあなにを食べようとわくわくして、わくわくしすぎた結果、ソファに横たわってポテトチップスを頬張りながら『囚人のジレンマ』を読んでいた。ホブソン一家はエディ父が錯乱しないかとひやひやしながらクリスマスの街へ繰り出していて、父と母が街中で一瞬ワルツを踊るシーンがいい。父が「ムーンライト・セレナーデ」が流れる店に惹かれて入っていったので、私も聴きながら読んだ。クリスマスの街の雰囲気と店でのやりとり音楽あいまって映画のよう。寝る前に茶葉を入れた牛乳を濾して、小麦粉の代わりに米粉、てんさい糖、塩、卵を入れてクレープ生地をつくりまた冷蔵庫へ。寝かすことで生地がモチモチになるそうな。明日の朝焼いて食べよう。 - 2026年5月22日
朝のデザインさん祖父江慎気になる - 2026年5月21日
あれは何だったんだろう岸本佐知子読書日記読み始めた毎日日記無花果。なぜこれでイチジクと読んでもらえると思ったのか。普通に読めば、どうしたってムカカ、だ。 ーp10 朝から雨。シピは雨の日はいつもやる気がなく、ごはんをせがむとき以外は一日中寝ている。いつだって身体の触れる場所で。しごと中に猫が両側に座れるようにと肘置きを倒せるイスを買ったのに、猫は真ん中を陣取るので結局人間が隅でおしりを小さくしてすわっている。今日は大きな制作物の提出日でいそがしく、結局ごはんを食べる以外は作り続け、久しぶりに朝5時までつくっていた。しごとモードから抜けるため気の抜けるものが読みたくて、たのしみに取っておいた『あれは何だったんだろう』をすこしだけ読む。岸本さんはあいかわらず岸本さんで、イチジクがすきだという話をしながらイチジクの変態性について考えている。わたしもイチジクがだいすきなのでスーパーに並ぶのが待ち遠しい。読みながら声を出さないように笑い、夜明けとともに眠る。
- 2026年5月20日
読書日記読み終わった毎日日記朝、早く起きたのでふとんのなかで寝ぼけながら『囚人のジレンマ』のつづきをすこし読んだあと、今晩からの献立がまだ決まっていなかったので、献立アプリを使ってとりあえず日曜日までのリストを書き込み、スーパーで買うものを決める。ここ数日、明太子フォカッチャを焼いてみたい欲がむくむく湧いていて、でも強力粉とイーストとちょっと良いオリーブオイルを買うと一週間分の購入予定額がすこしオーバーしそうだなとなりあきらめる。そのあと早めの時間から制作。できるだけ毎日1時間は休憩をとるぞというきもちでいるので、昼ごはんのあとソファに寝転がりながら『ホテル・メッツァペウラへようこそ』新刊を読んだ。ホテルに住み込みで働く日々を通して、フィンランドの衣食住とひととの距離感が描かれ心地いい。次巻はついにジュンが日本に一時帰国するけど、どうやら次はお寺に住み込むらしい。たのしみ〜〜!夜、明太子クリームパスタと、ディルつくねとレタスのスープを作る。フォカッチャはあきらめたけど明太子はあきらめなかった。 - 2026年5月19日
ひとごとごと 1オカヤ・イヅミ読書日記読み終わった毎日日記飲みに行って 気分を上げたいのも 体がだるいから 寝転がりたいのも ほんとう 決めることって ほんとうにたくさんある ーp50 大人になったら 意外と やってみると 簡単にできることがあって でも 嫌なことはある ーp161 夜、焼き目をつけた鶏肉とニンニクを炊飯器に入れ、カオマンガイの仕込み完了。あとは待つのみなのでその間に『ひとごとごと』を読む。オカヤイズミさん新刊〜!と嬉々として読み、やはり1巻からすでにめちゃくちゃいい。日々の素朴さと人間性の機微が描かれつつも、今回は近未来設定なのが新しくておもしろい。震災を経て、街と人は3つに分断される。子と親しか住めない「文教地区」、独り身の大人しか住めない「商業地区」、老人が住む終の「保養地」、それぞれの地区に住む10代、40代、80代女性3人の視点で見る世界。まず絵がすてきだし、切り取られたシーンの妙な生々しさもいいし、ぐんっとこちらに入り込んでくる言葉がいくつもあり、総じていい。今後にめちゃくちゃ期待……。 - 2026年5月18日
囚人のジレンマ 下リチャード・パワーズ,前山佳朱彦,柴田元幸読書日記読み始めた毎日日記午前中すこし制作。あとは明日の自分が頑張ることにして、午後からはだらだら過ごす。夜、無性にオーブンが使いたくなり、鮭とほうれん草の生地なしキッシュと、椎茸味噌チーズを焼く。オーブン料理は放り込んでしまえばあとは放置できるのが楽だし、とびらを開けた瞬間ふわあっと熱と香りに包まれる喜びは格別。オーブンに任せる間に長ねぎの味噌汁とピーマンの肉詰めを作り、すこしだけ『囚人のジレンマ』下巻を読む。あいかわらず視点が移り変わるときの書かれ方がさまざまでたのしい。あるときは姉妹がタイプライターを交互に使って2行ずつ打ち込む文章を読む形になり、あるときは母の買物日記の形となり、今は姉が隣人に書く手紙の形で進んでいる。文章の構成自体がいろいろに変わっていくので、次はこうきたか!と、パワーズにいたずらを仕掛けられているような気分になり愉快、愉快。
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