なぜ人と人は支え合うのか

3件の記録
- あぐり@aguriiii_11232024年4月24日買った読み終わった@ 自宅大学のレポート課題として。 2016年の相模原障害者施設殺傷事件から、障害者と健常者の境界と支え合うことの本質について論じられている。 「障害者」と「健常者」の境界は曖昧で、グラデーションのようである。 「障害者」を「障害者」たらしめるのは、社会や人の認識に障壁があるから。正確なカテゴライズを求めるから。 「障害者」は「弱者」でも「与えられる側」でもなく、例えば駅のエレベーター設置に貢献するなど社会に利益をもたらす存在でもある。 「障害者」は決して可哀想な存在ではなく、「健常者」と視点が違うだけの他者である。