深海の使者新装版

深海の使者新装版
深海の使者新装版
吉村昭
文藝春秋
2011年3月10日
3件の記録
  • しをに
    しをに
    @remnkkswn60306
    2025年3月14日
    感情移入できる主人公的存在不在のままひたすら出来事の描写が続いてるのに、この読みやすさ。緊迫と高揚と空虚がずっと側にあって、兵にとっての戦争ってものを改めて考える。150ページあたり。
  • flm
    flm
    @flm
    2025年3月6日
  • ノンフィクション・ノベルというものに馴染みがなくて、どこから本編なんだろうと思いながらずんずん読んでた。主人公が存在しないことにやっと気付いた。地図が欲しい!と思ってたら巻末にあることにも昨日気付いた。軍の階級名が長過ぎて漢字の中に氏名が埋もれて見える。そのあたり全てを差し引いても読みやすい。戦争ってこの距離から眺めると、ややこしくてどこか滑稽ですらある。拡大すればどこまでも凄惨なのは分かってるつもりなのになぁ。戦争というか、歴史の眺め方ってそういうものなのかもしれない。生活感が全然ないので、先に「鉄の棺」読んでたのは正解だった。今、1/4を過ぎたくらい。
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