しをに "深海の使者新装版" 2025年3月6日

深海の使者新装版
ノンフィクション・ノベルというものに馴染みがなくて、どこから本編なんだろうと思いながらずんずん読んでた。主人公が存在しないことにやっと気付いた。地図が欲しい!と思ってたら巻末にあることにも昨日気付いた。軍の階級名が長過ぎて漢字の中に氏名が埋もれて見える。そのあたり全てを差し引いても読みやすい。戦争ってこの距離から眺めると、ややこしくてどこか滑稽ですらある。拡大すればどこまでも凄惨なのは分かってるつもりなのになぁ。戦争というか、歴史の眺め方ってそういうものなのかもしれない。生活感が全然ないので、先に「鉄の棺」読んでたのは正解だった。今、1/4を過ぎたくらい。
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