ねえねえ、なに見てる?

ねえねえ、なに見てる?
ねえねえ、なに見てる?
ビクター・ベルモント
河出書房新社
2024年5月22日
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  • この絵本は、家族の食卓テーブルに始まり、食卓テーブルで終わります。 話を進めていくのは、色覚異常のある男の子トーマス。 ほかの人と見え方が違うと言われるけど、自分ではそう思っていないんです。だって、それが自分の現実の見える世界だから。 トーマスは思います。みんなはどんなふうに見えているのかな? 例えば、弟。まだ小さいから、なんでもかんでも大きく見えているんだろうな。 昔のゲームばかりしているパパは、みんながドッド絵に見えているかも!? そんなふうにトーマスは、自分の家族が見える世界を想像します。愛犬オレオや、食卓に飛んできたハエの見え方もね! ひとりひとり顔が違うように、見えているものひとりひとり違う。 そうか、人それぞれで当たり前なんだなと、自分を丸ごと認められる絵本です。
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