
ほんの 読みサプリ
@hanana
2025年5月25日

ねえねえ、なに見てる?
ビクター・ベルモント
読み聞かせ
絵本
課題図書
小学校中学年以上
@ 図書館
この絵本は、家族の食卓テーブルに始まり、食卓テーブルで終わります。
話を進めていくのは、色覚異常のある男の子トーマス。
ほかの人と見え方が違うと言われるけど、自分ではそう思っていないんです。だって、それが自分の現実の見える世界だから。
トーマスは思います。みんなはどんなふうに見えているのかな?
例えば、弟。まだ小さいから、なんでもかんでも大きく見えているんだろうな。
昔のゲームばかりしているパパは、みんながドッド絵に見えているかも!?
そんなふうにトーマスは、自分の家族が見える世界を想像します。愛犬オレオや、食卓に飛んできたハエの見え方もね!
ひとりひとり顔が違うように、見えているものひとりひとり違う。
そうか、人それぞれで当たり前なんだなと、自分を丸ごと認められる絵本です。
