異国の花守

異国の花守
異国の花守
波津彬子
小学館
2001年9月18日
1件の記録
  • 花春
    花春
    @haru-tuge
    2025年5月27日
    すごく良かった〜! 金沢の落ち着いた古都の雰囲気の中で、庶民で現代的な(でもいいとこの)お嬢さんが、ゆっくりとした暮らしの中で、恋をしたり、どういうふうに生きてゆきたいかを見つけてゆく流れが、しっとりしていて、視線がやさしくて。 日本が好きな外国人のアレックスが、伝統を失いつつある「現代の日本」に失望しつつ、それでも日本で生きようと思ってくれたのが、こう…嬉しいなあ、と思う。タイトルが『異国の花守』なんだよなあ。そうだね…。 金沢に行ってみたくなるようなお話。 各話のタイトルがきれい。異国の花守、佐保姫の恋、名残りの花、花の聲、夏衣の風、冬の音、花笑みの庭…。 最終話タイトル、「花笑みの庭」なんですよ…とてもよい…。
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