生きるコント

生きるコント
生きるコント
大宮エリー
文藝春秋
2008年3月14日
2件の記録
  • 世の中には生きているだけで何かしらのイベント(良いも悪いも)が発生し続ける人種がいて、その最たるものが、作家の岸田奈美さんだと思っているのだが、ここにもいた!という感じ。 図書館でパラパラとめくってみて、最初の「ビキニ」で、なんだこの面白い人は、と。リオの夜踊りながら無くしたチケットを探して道端のゴミを片っ端から拾うなど、人生で初めて聞いたのに、すぐにその姿が想像できて、なんとなく波長が合うのを感じて借りてみた。1つのネタにつき2、3ページ程度なので気軽に読める。その全てが、ほんまか??というエピソードばかり。 人生でイベントが起きる人って、思い立ったら即行動し、流れに身を任せ、動き続けてるからそうなるんだよな。その分ジェットコースターみたいな人生だろうが、そういう体力・気力・エネルギーがあるのは、少し羨ましくもある。齢を重ねると、なかなか腰が重くなるものだから。 17年くらい前の本なので、今は何をされているんだろう?と検索したら、今年お亡くなりになったとのこと。残念。
  • 1neko.
    1neko.
    @ichineko11
    2025年5月27日
    先月、大宮エリーさんが亡くなられました。 お会いしたことはなかったですが、作品を観たり、読んだりして、とても魅力的な方だったと。 ご冥福をお祈りします。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved