夜叉ケ池・天守物語 (岩波文庫 緑 27-3)

5件の記録
夜@butiloveu2025年11月1日買った読み終わった@ 善行堂会社の上司に薦められて古本を購入。 日本語が美しい、ということで薦められたが、本当にその通りだった。 「お言葉の花が蝶のように飛びまして、お美しい事でござる」 白露で秋草を釣る場面など耽美な世界観と、その延長線で当然のように人の生首を喰らうなど、人ならざるものの恐ろしさが同居していた。
茅嶋@_Kayashima_1900年1月1日かつて読んだおすすめ恋!!!!!!!という感じで、ここまで振り切ってくれるのであれば恋でも良い。 ヤバい女性、大好き。 本そのものの感想じゃないけど坂東玉三郎さんのシネマ歌舞伎天守物語も良かった。 -------- 【夜叉ヶ池】 人の生命(いのち)のどうなろうと、それを私が知る事か!……恋には我身の生命も要らぬ。(p.54) 五体は粉に砕けようと、八裂にされようと、恋しい人を血に染めて、燃えあこがるる魂は、幽な蛍の光となっても、剣ケ峰へ飛ばいで置こうか。(p.57) 神にも仏にも恋は売らん。(p.69) 【天守物語】 途方に暮れつつ参ります。迷の多い人間を、あわれとばかり思召せ。(p.115)



