不在都市

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- マヤ@mayaya_20252025年7月7日読み終わった詩がそもそも苦手なのに、現代詩を手に取ったのは芥川賞候補作になった「字滑り」がとてもおもしろかったから。 ことばを触って遊んでいるような、あの作品を書いた人はどんな詩を書くのだろうと読んでみたくなった。 浅草の、かつてあった、今もある、新しくできた、それぞれの塔が次々に現れる「塔と浅草木馬」が夢の中でふらふらと歩くようでよかった。 今昔の渋谷がことばで重なった「渋谷ディニスクランブル」もおもしろい。 ことばはこんなに自由で、なんだかおもちゃみたいだ。 わたしももっと、遊んでみたい。