

マヤ
@mayaya_2025
古今東西の文学を愛します。
読むのも好きですが、本が好きな人と話すのも大好き。
- 2025年7月7日
- 2025年6月29日台湾文学の中心にあるもの赤松美和子読み終わった
- 2025年6月28日台湾文学の中心にあるもの赤松美和子読み終わった近いようで実はよく知らなかった台湾。 文学について知るということは、言葉や歴史、文化について知ることでもあり、この本はその点でとても充実した一冊だった。 まだ台湾の文学作品は少ししか読んでいないけど、それらのバックグラウンドを補足してくれた感じ。 特に白色テロや二二八事件について作品内で触れることの意味は『南光』を読んだだけでは汲み取れなかったのでとても助かった。 LGBTQ+を書いた文学の過去とこれからみたいな話もとてもよかった。 李琴峰さんの作品も読みたいな。
- 2025年6月27日トラジェクトリーグレゴリー・ケズナジャット読み終わった
- 2025年6月25日南光中村加代子,朱和之読み終わった
- 2025年6月21日たえまない光の足し算日比野コレコ読み終わった
- 2025年6月18日踊れ、愛より痛いほうへ向坂くじら読み終わった
- 2025年6月16日ジェイムズパーシヴァル・エヴァレット,パーシヴァル・エヴェレット,木原善彦読み終わった
- 2025年6月13日
- 2025年6月10日6月の本マーク・トウェイン,アルチュール・ランボー,シャルル=ルイ・フィリップ,ヴワディスワフ・レイモント,フーゴー・フォン・ホーフマンスタール,M・R・ジェイムズ,中谷宇吉郎,中野重治,二葉亭四迷,北原白秋,北園克衛,堀辰雄,安部公房,宮本百合子,尾崎翠,山川方夫,岡本かの子,岡本綺堂,泉鏡花,石井桃子,石垣りん,石川欣一,茨木のり子,西崎憲,谷崎潤一郎,遠藤周作読み終わった
- 2025年6月5日華氏451度〔新訳版〕レイ・ブラッドベリ,伊藤典夫,小野田和子読み終わった
- 2025年6月4日毎日読みますファン・ボルム,牧野美加読み終わった
- 2025年6月3日蓼喰う虫谷崎潤一郎読み終わった
- 2025年6月2日シルヴィア・プラス詩集シルヴィア・プラス,吉原幸子読み終わった『ベル・ジャー』を読んで彼女のことがもっと知りたくなりこの詩集を手に取ったら、シルヴィア・プラスはわたしが思い描いていたような傷ついたか弱いウサギじゃなくて立派な牙を持つ豹だった。 こんなに鋭い牙のような詩という武器を持ちながら、悩むことをやめられなかった彼女が愛しい。 彼女の言葉は彼女自身を生かすことはできなかったけど、わたしという読者を生かしてくれる。
- 2025年5月30日読書は鼻歌くらいで ちょうどいい大島梢絵読み終わった一口に読書と言っても、目的は人それぞれだよなあとあらためて思った。 本を読みたい人たちの中には読みたいけどどうしたらいいかわからない人もいるんだよね。 自分だってそういう時期もあったし今でも読書環境に悩むことはある。 SNSで記録をつけることのメリット・デメリットなども参考になった。 これからもマイペースに読んでいきたいな。
- 2025年5月29日5月の本レオノーラ・カリントン,マッシモ・ボンテンペㇽリ,スワヴォーミル・ムロージェック,三島由紀夫,三橋一夫,久坂葉子,吉屋信子,吉江喬松,吉田健一,堀辰雄,宇野浩二,寺田寅彦,小山いと子,尾崎翠,尾形亀之助,岡本綺堂,岩本素白,川端康成,村山槐多,江戸川乱歩,石垣りん,芥川龍之介,萩原朔太郎,西崎憲,谷川俊太郎,野上弥生子,鈴木三重吉,鏑木清方,須賀敦子読み終わった今月のお気に入りは須賀敦子「アスパラガスの季節」と岡本綺堂「栗の花」。 この二作もそうだけど、日本の作家たちが海外の生活でその季節に感じたことを書いている作品がおもしろかった。 海外の作品では紅の豚みたいな「太陽の中の女」、怪奇っぽい「最初の舞踏会」もよかった。 わたしは五月はあたたかくて明るくて好きな季節だけど、五月病というくらいで苦手な人もいるのだなあと、寺田寅彦などを読んであらためて感じた。
- 2025年5月28日朗読者ベルンハルト・シュリンク読み終わった10年ぶりの再読。訳者あとがきでジョージ・スタイナーという人がこの本を二度読むように勧めていると書かれていて、とても納得した。 初めて読んだときは、なんかぐだぐだ自分の頭の中だけで考えてるだけの頭でっかちな主人公だなあという印象で、ハンナの方にしか関心がわかなかったのだけど、今回は2人ともの心の動きを追えて、主人公の葛藤にも少し寄り添えた気がする。 この話と似たようなことが世界でいま場所を変えて再生産されているんじゃないか、今度は自分が黙って見ている側になっているのじゃないかと思わずにいられなかった。 過去の話じゃなくて、今もこれからも読まれなきゃ、そして今のこの世界はどうだろうって見つめなきゃ、と思う。
- 2025年5月25日ファン・ホーム ~ある家族の悲喜劇~アリソン・ベクダル読み終わったなんともいえない父と娘の関係性を描いたグラフィック・ノベル。 ブロードウェイでミュージカル化もされたと聞き、興味を持った。 絵も文章も独特だけど、その独特な感じがきれいなだけではない家族のあり様を表していて内容と合っていた。 著者の、父親と自身への複雑な想いがそのまま込められた自伝的作品。
- 2025年5月17日5月の本レオノーラ・カリントン,マッシモ・ボンテンペㇽリ,スワヴォーミル・ムロージェック,三島由紀夫,三橋一夫,久坂葉子,吉屋信子,吉江喬松,吉田健一,堀辰雄,宇野浩二,寺田寅彦,小山いと子,尾崎翠,尾形亀之助,岡本綺堂,岩本素白,川端康成,村山槐多,江戸川乱歩,石垣りん,芥川龍之介,萩原朔太郎,西崎憲,谷川俊太郎,野上弥生子,鈴木三重吉,鏑木清方,須賀敦子読んでるこの12ヶ月の本、初めて読む作家との出会いになってよい。 4月も5月も鏑木清方が良かったので、この人の随筆集を買った。 日本だけでなく、海外の作家の作品や日本の作家が海外のことを書いている作品が入っているのもおもしろい。
- 2025年5月16日昔日の客関口良雄読み終わった感想古書店の店主が書いた名随筆が復刊されたと聞いてとても期待して読んだのだけど、いろいろ思うところがあって好きになれなかった。 これからの新しい本好きへのメッセージは一切なく、あくまで昔を懐かしむための本。 そりゃ古本屋含めこういう書店はどんどん潰れますわな、内輪で固まって新しい本好きを育てようとしないのだもの。 この本に出てくる作家に興味のある人、古本が好きな人、著者個人を知っている人は楽しめるのかもしれない。
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