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マヤ
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@mayaya_2025
古今東西の文学を愛します。 読むのも好きですが、本が好きな人と話すのも大好き。
  • 2025年10月31日
    10月の本
    10月の本
    10月の本は表紙の落ち葉の箔押しが赤と金でとってもかわいい😍🍁 見た目も大優勝だけど、中身ももちろん良い。 三島「孔雀」は初読だけど最後寒気がした。 10月半ばくらいから実際の気温も一気に秋めいて日も短くなり、時空が歪んでこの世とあの世が繋がるような、ふとした瞬間に自分の居場所がわからなくなるような感覚の作品もこの時期にふさわしいと感じる。 わたしは長年秋が嫌いだったが、ここ数年はこの季節がわりと楽しい。 堀辰雄の「十月」を読む限り、この人もどうやら秋は好きそうだと思った。
    10月の本
  • 2025年10月29日
    少将滋幹の母 他三篇
    「少将滋幹の母」は再読。 この作品のタイトルはいわゆる「桐島、部活やめるってよ」方式であり、描かれるのは母その人というよりは(元)夫たち、間男、息子といったまわりの男たちの目を通した一人の女の影なのであるが、わたしはどうしてももっとそのひとの中身を描いてほしかったと思ってしまい物足りなかった。 とはいえ悟りを開くことよりも俗世にまみれて生きることをよしと言っているように感じられるところはやはり好きだと思う。 「二人の稚児」も良かった。
    少将滋幹の母 他三篇
  • 2025年10月20日
    シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々
    シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々
    お店の名前は知っていたけど、成り立ちや歴史など全然知らなかったのでそこも含めて楽しめた。 (わたしが聞き齧っていたのはシルヴィア・ビーチの初代のお店のエピソードだとわかった) この本に書かれた二代目のシェイクスピア&カンパニー書店もかなり個性派の店主によって営まれた本屋さんで、「これ本当にあった場所?作り話じゃなくて?」と疑いたくなるくらい、店主のジョージの理想が詰まったお店だったことが窺える。 ただ本を売るだけの場所じゃなくて、人を受け入れて送り出す場所。 不味そうなパンケーキも、不潔な部屋も、なぜか読んでいて煌めきを感じられたのは作者がここで過ごした時間がかけがえのないものだったからなのだろうな。 もし自分が今後訪れる機会があるとしても、観光客の一人としてでしかないのを少し残念に感じる。
    シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々
  • 2025年10月12日
    出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
    著者の体験を読みながら、誰かに本をおすすめすることについてあらためて考えるきっかけになった。 本が好きだとつい自分の好きな本をほかの人にも読んでもらいたくなるけど、こちら側の押し付けや自己満足にならず相手に喜んでもらうのはけっこう難しい。 《本をおすすめするときの注意》には頷きつつも、自分ならこうかな、と思う部分もあり、参考にさせてもらいつつ自分のバージョンを書いてみようかなと思った。 いろんなタイプの人たちと出会う中で、本と、人と、そして自分自身と向き合っていく著者の花田さんの熱くて眩しい青春の奮闘記でもあり、失敗も成功も等身大でよかった。 蟹ブックスには何度か行ったけど、これを読んでから行ったらお店に並ぶ本がまた違った風に見えてくるかもしれない。次に行くときが楽しみになった。
    出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
  • 2025年10月10日
    愛書狂
    愛書狂
    本を撫でまわしたり紙やインクの匂いを嗅いでうっとりしたり、街中で本を読んでいる人がいると「なにを読んでいるのかな?」と気になったり、本のこととなると少々(?)見境がなくなってしまったり… そんな本好きあるあるにほっこりしつつ、ちょっとここまでにはなりたくないし、このお話に出てくる類の人たちとは正直あまり関わりたくないなと思った。 コメディチックに書かれていたからどれも笑い話として読んだけど、こういう人たちが身近にいたら家族とかは大変そうだな。 本は好きだけど崇拝の対象にはしたくないし、所有や読了を誇りたくもない。 わたしは本を何かを誇示する道具にしたくない。
    愛書狂
  • 2025年10月9日
    結婚式のメンバー
    結婚式のメンバー
    身に覚えのある感情や感覚の連続で、本当に驚いた。 大人向けの(という表現が正しいかはわからないけど)文学で12歳の女の子が主人公で、しかもその一瞬の季節だけを描いていて、別に成長譚でもなくて。 だけどそういう文学をわたしはずっと読みたかった! なんで少女が主人公の名作と言われる物語はみんな健気で苦難にもめげず成長しやがて素敵な男性と結婚するものが多いのか! 自分自身を持て余してわあわあしているフランキーが愛おしくて仕方ない。 たぶん、わたしの中にもまだフランキーのような少女が保存されていて、この作品を読んだことにより蓋が開いたのだろうと思う。 カーソン・マッカラーズの作品、ほかのものも読みたい。
    結婚式のメンバー
  • 2025年10月6日
    結婚式のメンバー
    結婚式のメンバー
    ブラコンの解像度が高すぎて震えながら読んでる…すごいぞ、まるで過去の自分を見ているようだ…
  • 2025年10月2日
    ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林
    ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林
    逆説的だけど、この世界で生きていると狂う人間の方がまともなんじゃないかと思うことがある。 「ハリネズミ」の伯父さんも、「モンテカルロ〜」の主人公も、わたしには普通に見えた。 生きていく上ではズルさもある程度必要かなと思うんだけど、それを持てない不器用で純粋な人たちへのあたたかい視線を感じる一冊だった。 世の中の求める「普通」ってハードル高いよなと思う人におすすめかもしれない。 壁にぶち当たったときにどうするかの反応が、3作それぞれで違うのがおもしろかった。 現代中国のこういう小説をもっと読みたいので日本にどんどん紹介されてほしい。
    ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林
  • 2025年10月1日
    夫婦間における愛の適温
    まずタイトルが気になって、向坂さんの小説2作とも好きだったからエッセイも読んでみたいと思い購入✨
  • 2025年9月26日
    一年前の猫
    一年前の猫
  • 2025年9月22日
    ガルヴェイアスの犬
    ガルヴェイアスの犬
  • 2025年9月12日
    猫と鼠
    猫と鼠
  • 2025年9月7日
    水脈を聴く男
    水脈を聴く男
  • 2025年8月31日
    体の贈り物
    体の贈り物
  • 2025年8月28日
    源氏物語(1)
    源氏物語(1)
  • 2025年8月27日
    あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集
    あの人たちが本を焼いた日 ジーン・リース短篇集
  • 2025年8月26日
    8月の本
    8月の本
  • 2025年8月25日
    29歳、今日から私が家長です。
    29歳、今日から私が家長です。
  • 2025年8月14日
    コンビニ人間
    コンビニ人間
  • 2025年8月8日
    ここはとても速い川
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