藻屑蟹

5件の記録
末素旌児@stentoridae1900年1月1日かつて読んだ1話は純文学的だった。2話以降つまり新人賞受賞後に書き足した部分については自分としてはエンタメ的に読んだ。ドラマチックでもあった。とにかくリーダビリティが高かった。悪の強さに抗えないストーリーの気持ち良さみたいなものに酔うことができる小説だったと感じるが、しかしこれは楽しんでしまっていいものなのだろうかという思いもした。また、書き足さなければ1話で死んだあの人が主人公だったのだろうけれども書き足したことによって死を観察した人が主人公になったという変化もある。

