ハンセン病日本と世界

2件の記録
- 小豆@ppp2025年8月30日再読中もののけ姫をみて、再読。 松岡正剛さんの書く『スティグマとしてのハンセン病 違例と救済』はとても興味深かった。 (もののけ姫についても少し触れてある。-宮崎はスタッフたちに、しばしば「全生園に行ってごらん。それまでの人生観が変わるから」と言っていたという。P.327) 叡尊の弟子、忍性(ハンセン病患者などの救済活動に徹した僧侶)が、文殊信仰をもっていて、正剛さんは、その信仰力が非人を文殊菩薩とみなすという仏教的救済力につながったとみている。そのくだりにのっていた「慚愧」の思想がとても興味深い。