ぼくらに嘘がひとつだけ

ぼくらに嘘がひとつだけ
ぼくらに嘘がひとつだけ
綾崎隼
文藝春秋
2025年6月4日
2件の記録
  • マリ
    マリ
    @marri12345
    2025年11月15日
  • 蔦屋書店で見かけて気になった一冊。 才能とは遺伝子で決まるのか、それとも環境できまるのか。将棋界を舞台に描かれる物語。 軽やかな会話と文体で語られ、読みやすいからか450Pをほとんど一気読み。 『引きずらないことと反省しないことは、似て非なるものだ。反省はするが引きずらない。それが真に冴えたやり方だと千明が教えてくれた。』 棋士一家のエリートの京介と、母子家庭で育ったライバルの千明。この千明が自信家で、生意気な言動が私は読んでいて気持ちが良かった。 そして家族の絆も丁寧に描かれていて、京介と千明の青春小説でもある。
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