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パン·オ·ショコラ
パン·オ·ショコラ
パン·オ·ショコラ
@mihowata1122
コツコツと本を読むのも、Audibleで聴くのも好き
  • 2025年11月25日
    おいしいごはんが食べられますように
    2022年芥川賞受賞作。 どこにでもいそうな人たちの、どこにでもありそうな会社の中でのお話。美味しそうなご飯がででくる話と思いきや、ちょいと面食らった。ラスト、二谷よ、それでいいのかと思ってしまったが、人なんて矛盾の塊かもとも思った。 小説家の一穂ミチが解説を寄せているのも熱いな。 『この人とおれは根っこのところが似ているけど、根っこが似ていたって他のところを構成するものは全然違うから、全然違うところに進んでいくことになるんだろうな。』
  • 2025年11月24日
    おしゃべりなアマデウス(1) (フラワーコミックス)
    最近、本でも映画でも、芸術物にハマっていて。かつて読んだこちらをまた読みたくなってAmazonで全巻セットを買った。これからコツコツ読み進める予定。 バイオリンを弾くのが好きな女の子がバイオリニストを目指し、成長していく漫画。 シンプルなストーリーなんだけど、それがいいんだよなぁ。毎度ながら、音楽を聴きたくなる。
  • 2025年11月24日
    こぽこぽ、珈琲 (おいしい文藝)
    こぽこぽ、珈琲 (おいしい文藝)
    珈琲をめぐるアンソロジーなるもの。 清水幾太郎"コーヒーと私"が、戦争にまつわる珈琲話で、読んでいてむむむ、となった。 また、井上ひさし"喫茶店学"も、劇作家であった著者が通う喫茶店がつぶれてしまう話にもむむむ、となった。 このシリーズは、他にもたくさんあるから読みたい。
  • 2025年11月23日
    あみかはポテトになりたかった 小川しらす作品集
    完全にジャケ買い。 十代って、痛いよね…。でも、その瞬間に感じたものは大人になっても心のどこかにひっそりと残っていて、助けてくれたりもする。 表題作はもとより、"きみの絵を見ていた"も好き。
  • 2025年11月21日
    にほんの詩集 金子みすゞ詩集
    ちゃんとまとまって金子みすゞの詩集を読むのは初めて。簡単そうに書いていて、私にも書けるかなと思うものの、やっぱり無理だよなと。 日常をモチーフにした詩が多い気がして、日々何を感じて生きていたのか気になる。 本名が、テル、というのも初めて知った。
  • 2025年11月20日
    うたうおばけ (講談社文庫)
    初くどうれいん。 なんか、綿あめみたいだなぁ。ふわふわしてて、甘い香りがして。変な感想ですが。 内線のひと からあげボーイズ ひとり占め が特に好き。 『わたしはひとり占めの練習をしたほうがいいのかもしれない。全部自分のものだと思うとはらはらわくわくする。』
  • 2025年11月20日
    レミングスの夏 (講談社文庫)
    中学2年生の男女5人組が、市長の娘を誘拐する。物語が進むにつれ明かされる秘密、テンポ良く展開されるストーリー。結末に向かっては、目頭が熱くなった。 図書館で司書として働くかたわら、執筆を続ける本書の作者、竹吉さん。 江戸川乱歩賞受賞作家というのも頷ける本作品。他のも読んでみたい。
  • 2025年11月20日
    材料2つとすこしの調味料で一生モノのシンプルレシピ
    タイトルどおり! 美味しく作れて、料理初心者さんにもおすすめ。
  • 2025年11月18日
    祝祭と予感
    「蜜蜂と遠雷」の番外編とでもいうものか。読了後の余韻に浸っていたところ、見つけた。 また、彼らの物語を読めると思い嬉しくなった。短編集のなか、彼らのカラーが感じられ、読みながら、う~ん、面白い…!と素直な感想が。 『音の粒がそれこそ雨あられと飛んできて、物理的な「圧」を感じる。そこに物体としての音がある。湧き上がる。ぶつかってくる。嚙みついてくる。』
  • 2025年11月17日
    眠れぬ夜はケーキを焼いて(1)
    SNSでチェックしてた午後さんの書籍。 新しいレシピ漫画のような気がして、読むと心が落ち着くし、イラストも好み。 『食べることで誰かの思いを身体に入れて自分の糧にするために私は今日もケーキを焼くのです』
  • 2025年11月15日
    初恋
    初恋
    かの有名な三億円強奪事件を追った物語。 ドキュメンタリーのようでありながら、物語性もある恋愛小説でもある。 読むたびに心がキュッとなり、やるせない気持ちになる。 映画化もされており、雰囲気のある映像にストーリーが魅力的な作品。評価は割れそうだけど、私は好き。
  • 2025年11月13日
    蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)
    文庫の上を読了して、すぐに続きが気になり借りてきた。 本作を読んで、天才にも様々な在り方があるのだなと思い、そう思わせてくれた作者の表現力の豊かさを感じられた。すごいなぁ。 コンクールが進むにつれ、成長、進化していくコンテスタントたちをまさに手に汗握りながら見守った。 実は本作は、実写映画を先に観ていた。見返したいな。 『どんなに汚くおぞましい部分が人間にあるとしても、そのすべてをひっくるめた人間というどろどろした沼から、いや、その混沌とした沼だからこそ、音楽という美しい蓮の花が咲く。』
  • 2025年11月8日
    数と夕方 管啓次郎詩集
    読んでいて心安らぎ、ふわふわと情景が浮かぶ詩集。タイトル作の『数と夕方』が好き。 こちらは、フェリシモの復刊リクエストで実現、購入したもの。
  • 2025年11月7日
    蜜蜂と遠雷(上)
    初めての恩田陸。 本屋大賞も受賞した本作は、ずっと読みたかった本のひとつ。文庫だと上下で読みごたえたっぷり。 文体が軽やかで、キャラクターたちがリアルだ。芸術ものは描くのに知識も表現もいるだろうが、コンクール本番の描写を読んでは音楽を聴きたくなった。 『しょせんは他人が自分に下した評価であって、自分自身が下した評価ではない。自分では分からないところもあるが、自分以外には分からないこともある。』
  • 2025年10月30日
    噛みあわない会話と、ある過去について (講談社文庫)
    人の心の痛々しいところに切り込む短編集。 ほぼホラー。怪談だ。 読んでいてヒリヒリする。思わず自分の言動を振り返ってしまう。
  • 2025年10月29日
    おはようおかえり
    北大阪にある和菓子屋の姉妹と、その妹の身体に乗り移ってしまう曾祖母。美味しそうな和菓子の描写とともに綴られる家族物語。 『偏見とは自分の目で見ないで、頭の中にある人物像を勝手に見てしまうことなのだろうか。』 読みやすくテンポ良く進むが、読書中にハッとさせられるところも多々あり、そこが近藤史恵さんだ。
  • 2025年10月29日
    四畳半神話大系 四畳半シリーズ (角川文庫)
    京都の冴えない大学3回生の私の物語。クセ強めなキャラクターたちとのストーリーが面白い。京都の情景を想いながら読むのも楽しみのひとつ。 森見登美彦先生のオリジナリティー溢れる文体に会話とテンポが心地よい。
  • 2025年10月24日
    ぼくらに嘘がひとつだけ
    蔦屋書店で見かけて気になった一冊。 才能とは遺伝子で決まるのか、それとも環境できまるのか。将棋界を舞台に描かれる物語。 軽やかな会話と文体で語られ、読みやすいからか450Pをほとんど一気読み。 『引きずらないことと反省しないことは、似て非なるものだ。反省はするが引きずらない。それが真に冴えたやり方だと千明が教えてくれた。』 棋士一家のエリートの京介と、母子家庭で育ったライバルの千明。この千明が自信家で、生意気な言動が私は読んでいて気持ちが良かった。 そして家族の絆も丁寧に描かれていて、京介と千明の青春小説でもある。
  • 2025年10月18日
    間の悪いスフレ
    大好きなビストロ·パ·マルシリーズ。久しぶりの新刊。 コロナ禍情勢の物語が描かれていて、現代情勢も踏まえたお話がさすが。7つのお話のなかでは、『幻想のフリカッセ』が好き。今回はこれまでのストーリーよりあっさりめな気がする。
  • 2025年10月16日
    流浪の月 (創元文芸文庫)
    2020年本屋大賞受賞作。当時の話題作だけど、なぜか読んでいなくて。 恋でも愛でもない新しい人間関係のかたち。何度も物語に出てくる事実と真実は違うという表現にもグッときた。 映画化もされているから、観てみたい。
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