花闇
5件の記録
葉の上の文字@bozu82pip2025年11月8日読み終わった物語には、人物や設定に共感する物語と、物語の世界を外から眺めて心を動かされる物語がある。 この本は後者だ。主役二人の性格にも行動にも共感できない。 それでも物語の進行には引かれて読み進んでしまう。
翠@noctambulist2025年7月1日読み終わった衆人を虜にした稀代の女形、三代目澤村田之助。激しく燃えたつ芸への執念から、四肢を失っても舞台に立ち続けた。その凛然たる姿はもちろん、狂い爛れるさまにも惹きつけられてしまう。彼の物語にふれて、凄艶という言葉がやっと血肉に溶けいったように思う。




