丘の上の邂逅

2件の記録
すゆ@suyu122026年9月26日読み終わった三浦綾子の随筆がまとめられている。 冬の、旭川の凍てつくような寒さの描写が美しい。 自然豊かで雄大な山々が望め、長く厳しい冬をもつ北海道、旭川という土地。 この風土が、三浦綾子の清らかな、清純な作品を育んだ土壌だったのだということが伝わってきた。 市井の人々の、誠実に生きる姿がまっすぐに書かれている。 あまりにも率直で、まるで正面から突き刺さってくる氷柱のようだな、と感じる時もあった。 旭川の樹木林にある三浦綾子記念文学館では、訪れた人たちが「綾子さん」と語りかけながら、ノートに思いを綴っていくのだそうだ。 ぜひ実際に訪れて、風土を肌で感じながら、作品と共にそのメッセージも読んでみたい。

