

白粉
@00_neumond
白粉は毒
- 2025年5月6日第四間氷期安部公房気になる
- 2025年5月6日ビニール傘岸政彦借りてきた読み終わった
- 2025年5月6日タタール人の砂漠ブッツァーティ,ディーノ・ブッツァーティ,脇功借りてきた読み終わった「いつか」を夢見て無為な日々を過ごしていくドローゴが現代社会を生きる我々のようで、恐ろしかった。 環境に慣れると、それまで抱いていた強い意志も弱まり皆と同じくズルズルと同じところにとどまってしまう。「明日こそ」「まだ若いから」と思っているうちに、どんどんやらずに終わったことが増えていき、歳を重ねるごとに時の流れは加速していく。最後はやっとのところで掴んだチャンスは泡となって消えてしまい、老人が掴んだ希望は安らかな死だった。 気づかないうちに通り過ぎた、選ばなかったチャンスがいくつもあると、人は晩年までずっと後悔してしまうのだろう。今を生きるために必要なことが散りばめられていた。
- 2025年5月4日氷柱の声くどうれいん読み終わったどんな言葉で感想を述べても陳腐な言葉に聞こえる気がする。 震災のことを今まで語れなかった、とあとがきで述べているが、書きたいと思ったきっかけが編集部の声かけのタイミングだったことはあまりにできすぎというか、都合のいいタイミングでそう思ったものだな、と正直感じてしまう。 作中には震災を経験しそれを糧にして作った作品が最優秀賞をを獲る描写に対し筆者は懐疑的な視線を向けるが、この著書自体が芥川賞候補になっていることも「震災」を題材にしたものではないか、と感じる。自らが否定的に描いたものと全く同じ状況に置かれている、まさにブーメランとはこのことである。 くどうさん自身も候補に選ばれて苦しかったと吐露していた記憶がある。 あの時のことを書けなかった、それでも書こうとした彼女の意思は尊いものだと思うし、この手の作品でよくある「希望の子」として苦境から立ち上がる主人公、というベタなものとは一線を画した作品が、多くの人に触れる機会が生まれたのは事実であると感じた。
- 2025年4月19日言葉の温度イ・ギジュ,米津篤八読んでる
- 2025年4月12日熟柿佐藤正午読み終わったほんの一瞬の出来事で、坂を転がり落ちるように人生が一変した主人公とあやうく…というところで踏みとどまった人たちとの交錯が対比になっていて面白かった。主人公の突発的に動くさまはちょっと理解できないけど、こういうところが人間らしさなのだろうかね ラストに希望が見えました。 熟柿の意味を考えながら読むと、冒頭のあの時こうしてたら…という思いと、終盤のここまで待ってこうなったんだ、という終わり方が繋がって、佐藤さん凄いな…としみじみ思った。あっという間に読み終わりました
- 2025年4月12日湯気を食べるくどうれいん読み終わった好きだな〜と思ったのはまかない、醤油を買う、自炊は調律、手土産のお話 あとは『風を飲む』で「日本酒は空気と水なので」というところ、自分も東北の日本酒は好きだけど関西の日本酒はそこまで興味が湧かなかったのでなるほど…と思いながら読んでいました
- 2025年3月20日
- 2025年3月20日楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集ルシア・ベルリン,岸本佐知子読み終わったかつて読んだ
- 2025年3月20日仕事の喜びと哀しみチャン・リュジン,牧野美加気になる読みたい
- 2025年3月20日大阪岸政彦,柴崎友香借りてきた読み終わった
- 2025年3月20日調査する人生岸政彦読み終わった
- 2025年3月20日ユリイカ(2025 3(第57巻第4号))小林銅蟲,有元葉子,稲田俊輔,高山なおみ買った読んでる
- 2025年3月20日ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活佐藤友理落合加依子,落合加依子、佐藤友理読み終わった
- 2025年3月20日湯気を食べるくどうれいん買った
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