誰だって、変えてみたい過去、傷つけて傷ついた過去がある。 戻れない、帰ることのできない事実だからこそ胸に残る残酷さと救いが、光る一冊。

表紙と帯買い、作家さんもはじめましてでシュリンクついてたので完全に勘。 旅先じゃなかったらほぼ確実に行き着いてない気がする、これもまた出会いということで

朝顔の力を人々に提供するのが凪くんのお仕事だと思っていたら、その朝顔の力に一番縋りたかったのが彼という。 朝顔を咲かせる条件が分かった時の驚きと妙な納得感がたまらなかった。 自分なら、いつどんな色の朝顔を咲かせることになるだろうか。