黄金の王 白銀の王

黄金の王 白銀の王
黄金の王 白銀の王
沢村凛
KADOKAWA
2012年1月25日
7件の記録
  • ほしなみ
    ほしなみ
    @hoshinami629
    2025年11月25日
  • なこ
    なこ
    @nonbibiri75
    2025年11月19日
    今まで読んだことあるファンタジーとは一味も二味も違う。聴き終えて数日経っても、この本のことばかり考えています。 -------------------- 翠の国では昔、王家に双子が生まれたことがありました。兄弟で王位継承を争い、二人の子孫もまたずっと内戦を繰り返し王位を奪い合ってきました。 現在の王である鳳穐(ほうしゅう)の櫓(ひずち)は、旺廈(おうか)の頭領である薫衣(くのえ)に、争いをやめて一つの系統に戻すよう持ち掛けます。 なすべきことはシンプル、だけど政や人の心は複雑で事はそう簡単にはいかず…。一族の意識が強いほど「相手を滅ぼせ」という呪いのような感情も強く、二人の若き頭領のなすべきことは周りにはほぼ理解されません。 大局が見えている為政者と、目先の内乱しか頭にない臣下の対比も鮮やか。ど派手な展開は特にありませんが、「心の柔らかいところを突く」ような誘惑はいくつも現れます。櫓が、薫衣がどう動くのか。大きな志をちゃんと達成できるのか聴き入ってしまいました。 櫓の視点から話が進むことが多く、心のうちや葛藤を知り、あまりの人間臭さに好感を持ち応援したくなります。吸収される側の過酷な環境に耐える薫衣は考えがあまり明かされず、ミステリアスでカリスマ性が光りました。 そしていつの間にかお互いだけがお互いの成してきたことを理解しているという不思議な絆は本当に尊いです。だからこそラストは泣く😭 とにかく心理状態が複雑で読み応えがありました。いや、むしろこの複雑さが醍醐味。ファンタジーって子供も楽しめるみたいな印象を受けがちですが、この本は違うと思います。大人のための素晴らしいファンタジーでした。 心を揺さぶられすぎて、聴き終えてしばらくは言葉にまとめられなくて、今もこの程度の感想しか書けなくて語彙力…🫠 家族への推薦度★★★★★ (夫の好みとは思えないけど、私が激推ししたい笑) 🤫 . . . . . . . ある種ネタバレなので詳しくは言えませんが、ざらっとしたハッピーエンドだと思いました。多分ずっと余韻を引いているのはそのせい。二人の人生に想いを馳せ、未だに心が翠から戻ってこられないです。
  • もちょ
    もちょ
    @mocho6
    2025年10月13日
  • どうたぬき
    どうたぬき
    @hin-hon
    2025年6月26日
  • 雨時雨
    雨時雨
    @aco_tomato
    2025年4月2日
  • サツキ
    @smike1026
    2025年3月26日
  • ぽ
    @osmanthus-
    2025年3月16日
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