僕の神さま

10件の記録
たむら@tamuraokita2026年7月6日読み終わったミステリー仕立てではあるけれど、登場人物の心情が主題になっている感じでした。主人公の佐土原くんの、行動出来なかったことに対する後悔だとか、そういうものにすごく共感できました。一番共感したのは運動会の話です。 もともと芦沢央さんの作品が好きでよく読んでいたので好みどまんなかでした。心情の描写が自然で飲み込みやすいし、人のちょっと醜いところとか、そういうマイナスな感情に対しての描写がすごく丁寧で良かったです。
橘海月@amaretto3192025年2月13日読み終わった#ミステリ同級生の水谷君は、困ったことが起きると皆に相談されていて、神さまと呼ばれている。本人は名探偵の方がいいんだけどと一人冷静なのだが…。これは重い。季節は春から夏へと移り変わり、水谷君が解く謎はより深刻となる。謎解きは誰かの人生に踏み込むものなのだ。 「謎をなんでも解いてしまう」水谷君は、知らなくていいことも知ってしまうし、その先がどうなるかも見通せてしまう。主人公の弱さや恐れは小学生なら当たり前に持つもので、だからこそそれらから逃げない水谷君の苦悩が伺える。時には間違えた彼がそれに対する責任を負ってしまうのも。名探偵ゆえの苦悩だ。






