太宰治

太宰治
太宰治
細谷博
岩波書店
1998年5月20日
2件の記録
  • ほせ
    ほせ
    @coffee_dog
    2025年5月3日
    今までイメージの中にいた太宰治が現実にいたんだなと感じられた。これまでの印象と違う所、同じ所全部ひっくるめてより太宰治が好きになる本だった。途中途中の作品からの引用の文が心地良すぎて読みたい作品をまた増やされてしまった。暗めの作品しか読んだことがないので明るい時代の作品を読んでみたい。
  • ゆい奈
    ゆい奈
    @tu1_book
    2025年2月1日
    太宰自身への世間のイメージを、彼自身が意識的に自作に取り入れ、それによって読者を面白がらせることの巧みな、プロの作家たらんとした太宰の凄みにすっかり踊らされていて実に清々しい。 実生活および人間的興味をかきたてられまくってる。どうにかしてほしい。「次から次へと起こるスキャンダルは興味津々、もし最近の事件であったならば、それこそマスコミの好餌となって何台ものカメラやマイクに追い回されていたことでしょう。はでな「醜聞」や「失態」がつぎつぎと現れ、その渦中の本人は憮然としつつも、ときに無邪気とも見える照れ笑いをもらす、といった情景が浮かびます。」わかる。細谷さんの太宰への解像度の高さに感動さえ覚える。 (登録ありがとうございます!)
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