ジャッジメント

ジャッジメント
ジャッジメント
小林由香
双葉社
2018年8月8日
5件の記録
  • 華#Hana
    @Hana-2525
    2026年3月15日
    被害者遺族が加害者に犯行内容と同じ方法で手を下す「復讐法」をテーマとした連作短編集。 誰もが考えたことのある、「目には目を、歯には歯を」の精神で行う復讐が、刑罰として認められる世界。 復讐する遺族の葛藤はもちろん、仕事として執行に立ち会う主人公の心境も描いてあり、辛い気持ちを感じながらも読み進めることが出来た。 五篇からなる短編集だが、特に最後の章では小学生が親とその恋人を復讐する話である。虐待の描写で胸が苦しくなり、また子ども側の親に対する心の変化には少し違和感を感じて戸惑った。 これはある種現実に近いディストピアの、もしかしたら近い未来で起こり得る物語だ。 復讐を成し遂げたとして満足、幸福にならないことがわかっていても復讐することへの欲求が止まらない被害者遺族が、今現在この世のどこかにいると感じた。 「復讐法」を架空のものだと割り切れないし、自分が被害者遺族だったらと考える、複雑な読後感のある小説でした。
  • 「復讐法」を通して描かれる物語。一話完結で進んでいくのであっという間に読み終えた。薄暗い雰囲気の本を読みたいけど没入しすぎて疲労したくないという人におすすめ。 没入しすぎないとはいえ、複雑な心境で刑を執行する執行人の行く末が気になってぐんぐん読み進めてしまうし、表題作の「ジャッジメント」では自然と涙が溢れてきて驚いた。 言語化するのが難しいけど、小林由香さんの作品は、泣くつもりなんて全くないのに、自分の中の「無意識の良心」みたいな部分をいきなり刺激されて、勝手に涙が流れるということが多い。
  • Fluffy
    Fluffy
    @tesoro-555
    2025年9月28日
  • 千秋
    千秋
    @laincarver
    2019年2月7日
  • 荷香
    @kakou
    1900年1月1日
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