新聞王ジラルダン (ちくま文庫 か 27-1)

新聞王ジラルダン (ちくま文庫 か 27-1)
新聞王ジラルダン (ちくま文庫 か 27-1)
鹿島茂
筑摩書房
1997年5月1日
2件の記録
  • ieica
    ieica
    @ieica
    2025年7月7日
  • もり
    もり
    @monmonpe
    1900年1月1日
    これ読みたい 以下メモ 『世界は文学でできている』一巻の平野啓一郎氏の発言より引用 鹿島茂さんが書いた『新聞王ジラルダン』という本を読み返しました。これはいま読むと特に面白い本です。ジラルダンという人は(中略)彼が最初に作った新聞には「剽窃新聞」という意味のタイトルがついていました。何かというと、当時の新聞は定期購読が基本で、しかも、扱うジャンルごとに細かく分かれていたんですね。最新の洋服を扱うものとか、株取引だけの新聞とか。一紙であらゆる情報をすべて網羅していたわけではありませんから、そういったジャンル別の新聞を回し読みする場所があった。ジラルダンはそこに目をつけて、実際にその場所に出向き、すでに刊行されている新聞の面白い記事だけを寄せ集めてきて、毎週一回、「剽窃新聞」を発行したわけです。それが爆発的にヒットした。
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