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もり
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@monmonpe
20代/女/会社員 備忘録。書いていることはただの感想。 小説を読むことが大好きですが、専ら人文学系の本。小説読みたい……3/6~ ラノベも漫画もよく読みます。 映画支部:https://filmarks.com/users/monmonpe
  • 2025年10月9日
    パラダイス・ロスト
    アニメの再放送で懐かしくなって好きな回が載ってる巻を引っ張り出して読んじゃった。誤算とケルベロスが一番好き。(彼らの中にも人情が少しは残っているのかも?と思える話が好き) ちなみにアニメは放送から9年経ってるらしい…… 時が経つのって早いわ
  • 2025年10月7日
    spring
    spring
    恩田陸でバレエなんて面白いに決まってる!バレエ男子の話、ちゃんと読みたいので他のことが手につかなくなる💦 単行本の方が、本に仕掛けがあって面白いかも? 楽しみ
  • 2025年9月23日
    書くことについて ~ON WRITING~ (小学館文庫)
    色んなところで紹介される『書くことについて』。ようやく読了。結果として、読んでよかったと胸を張って言えるものだった。 スティーブン・キングは小学生の時にホラーの短編を読んで震え上がって以来、距離を置いていた。(私は未だにエレベーターに乗るのも13という数字も怖い。彼はすごい作家だ) 序盤は自叙伝に近い内容。その自叙伝のところだけで「スティーブン・キングって天才なんだ……」と思わせるような面白さがあった。さすが、吸血鬼小説を終わらせたと言われている男。 個人的にクスッとしたのはお子さんが生まれたところ。 "それからの五年間、ジョーには何かと手がかかった。それでも宝ものだった。ふたりとも宝ものだった。ナオミはベビーベッドの上の壁紙を破ったし(たぶん家をきれいにしているつもりだったのだろう)、ジョーはサンフォード・ストリートのアパートメントのポーチに置いてあった籐のロッキングチェアにウンチをしたが、それでもふたりは宝ものだった。"(『書くことについて』より引用) 途中の文章論も面白かった。こうやってスティーブン・キングは物語を作っているのだと道具箱を見せてもらえる。 スティーブン・キングですら『怒りの葡萄』を読んだ時はあと1000年かかってもこんな作品は書けないと絶望したらしい。じゃあ私が16歳の三島由紀夫の小説を読んで絶望しても仕方ないか笑 スティーブン・キングはこの本を書いている途中で大事故にあって死にかけたらしく、後半からは生きることについて触れることが多くなっていく。 "書くという行為はときに信仰であり、絶望に対する抵抗である。" "書くことは人生ではない。だが、人生につながっていることは多い。" "あなたは書けるし、書くべきである。最初の一歩を踏みだす勇気があれば、書いていける。書くということは魔法であり、すべての創造的な芸術と同様、命の水である。その水に値札はついていない。飲み放題だ。 腹いっぱい飲めばいい。" (すべて『書くことについて』より引用) スティーブン・キングにここまで背を押されたのなら、筆を取ろうという気になるね。 私は少し……?趣味で何かを書く人間なので、飲みまくるぞ~!と思った。 今から友人の家で原稿合宿!楽しみ! ずっと読みたくて、wishリストに入れていたんだけど、ある日Unlimitedに入ってたんだよね。 ありがたや。
  • 2025年9月22日
  • 2025年9月19日
    やせウマ ずぼら飯 極 (扶桑社ムック)
    そろそろ本格的に痩せないとやばい!ということで読んでみた。オートミールと白米を混ぜて食べるなんてやったことなかったんだけど、案外行けるかも?と思って今日オートミール買ってみた!期待 ずぼら飯というのは、なるべく洗い物を出さない料理のことを言うので、ちょっとずぼらではないかもと思った
  • 2025年9月16日
    私の小さな日本文学
    私の小さな日本文学
  • 2025年9月16日
    スピリットベアにふれた島 (鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち)
    ちょっと思い出したので。アメリカやカナダ?にある「サークル・ジャスティス」という事件の被害者と加害者を救済する制度で、怒りを抱えた被虐待児のいわゆる「キレる若者」が更生する話、とまとめてしまうと、サラッとしすぎているな。更生の難しさ。もどかしさを抱えているのは周りだけではないし、加害者本人が一番苦しんでいると考えられるようになった本。 思春期の難しさとか、その他もろもろ、私はこの本にとても救われたってほどでもないけど、人生観にかなり影響を受けたので、ここに登録。 続編があるんだけど、出版社の方に連絡したら翻訳の予定はないってさ。そっか。
  • 2025年9月16日
    アグリ-ガ-ル
    アグリ-ガ-ル
    全米図書賞をはじめとして、今じゃノーベル賞受賞も囁かれているアメリカの大作家の初の(唯一の?)YA小説。いやぁさすが。面白い。ごく普通の日常はある日崩壊する。優等生から腫れ物扱いへ!さあ、どう戦う?どう抗う? 噂話やデマの怖さ、友情と青春、巨大勢力とも戦って、最後の胸きゅんと詰まりに詰まった作品! 私はこういう文体やこういう話が好きで幼い頃は小説を読みふけっていたなぁと思い返した。 私が小学生の頃は私の住んでいる区に8冊くらいあったのに今や1冊になっている。そりゃ、物理的にも内容的にも古い本だ。ブラウン管のPCでメールのやり取りをする時代の話だもんなー こんないい本が図書館で埋もれてしまうのは悔しくて借りて、読み返した。貸し出しの実績が増えることが何かに繋がるとは思えないけど(だからここにも感想を投稿している) (こういう点からも、作者である彼女のノーベル賞受賞を待望している) 個人的には表紙のイラストとかをもっと若い子が好むやつにして再販してくれ~と思ったり。海外のYAって輸入される割には埋もれるの早くて辛いね。『さよならを待つふたりのために』や『スピリットベアにふれた島』なんかは私の人生の蔵書ベスト30に余裕で入ってくる作品なんだけどなぁ。 ◤◢◤◢⚠︎重大なネタバレ⚠︎◤◢◤◢ 自分用のメモだけど、最後の一文の 初めてのキスはあまりうまくいかなかった。でもきっとつぎがある。 って超いいね。
  • 2025年9月16日
    【大型版】二番目の悪者
    【大型版】二番目の悪者
    情報を拡散する時は一度立ちどまり、深く考えるべきだということを学べる本。悪評の責任の所在はどこか。拡散をした人間はどうなるのか。偽を真実と決めつけ、真実を偽と決めつけた情報を何も考えずに拡散することの重大さ。 メッセージが深い。 ちょっと怖いところもあって、高学年向けかなと思うけど、こんなに分かりやすいのだから大人に読んで欲しいと思う。(情報社会になった今こそ、読んでもらいたい) 昔、読書会で読んだ本。 読書会の先生が絶対に課題本にしたいと熱望した本だったので読み返した。 個人でやっている出版社だったと記憶している。
  • 2025年9月15日
    茶色の朝
    茶色の朝
    フランスで大ヒットしたらしい反ファシズム寓話。 「考え続けること」は何よりも大切。楽だからと流されてはならない。詩的な文章の内容とヴィンセント・ギャロの絵がマッチしすぎていて、ずっと不安感が漂っている。 茶色というのはナチスの比喩だとすぐに気づいてからは憂鬱だった。楽だからと「茶色」の横暴を無視していたら、結局「茶色」の排斥対象はどんどん広がり自分にまで及ぶ。その時になぜ看過してしまったのだろうと後悔しても、もう遅いよね。 2003年出版 当時の東大の教授である高橋哲哉さんは「この話は現代日本社会に生きる私たちにとっても、けっして無縁ではない」と言い切っている。2025年の今を見ると、それは自明だね…… 勇気を持って言葉にすること、考え続けること。 うーん、大切にしたい。
  • 2025年8月26日
    モノクロの街の夜明けに
    モノクロの街の夜明けに
  • 2025年8月26日
    アイドル衣装のひみつ〜カワイイの方程式〜
    イコラブやAKBの衣装って統一性はあるのに、それぞれの個性が出ていてすごいな~しのぶさんって天才だわと思っていた中で出ていた本!ようやく購入、即読了。 思ったのは「アイドル一人一人に真摯に向き合っている人なんだな」ということ。その子にとっては短所かもしれないことを、長所にするというスタイルはスタイリストやマネージャーだけではなく、現実の人間関係にも応用できるなと。 (篠田麻里子さんが高身長なのをコンプレックスに猫背になっていた時期があったなんて全く知らなかったので「ええ!?」になったよ……) あと三次元の人間と二次元の人間の立ち方の違いや、それを反映して生ずる、2.5次元衣装の作り方の違いとか、本当に面白かった。
  • 2025年7月31日
    世界は文学でできている~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義~
    再読。頭いい知識人同士の会話を読んでいるだけで脳汁止まらん!!!以下、引用メモ。 1 越境文学の冒険 より ""この地球の上のさまざまな国で、さまざまな民族がさまざまな言語を使って、さまざまな文学を書いている。その総体としての世界文学があるということです。本来「世界文学」とはそういうものでしょう。しかし、どうも日本では(これはアメリカなどでも似たようなことがあるのですが)「世界」と「日本」という言葉の使い分けに関して、独特のものがあるようです。"" →たしかに。世界文学全集とかで括ってるけど、違和感を覚えたことがなかった。気づき。 2 国境も時代も飛び越えて より ""国によっては村上作品を翻訳する際に、いまだに性描写を少々カットすることもあるくらいです"" →小学生の時に村上春樹を読んでしまって、結構トラウマで、未だに春樹にはそういう印象があるので、ちょっと思うことはある。(ノルウェイの森の装丁が綺麗で、手にしちゃったんだよな) 3.11について後半触れていたのだけど、3.11前の世界にはもう戻れないし、私自身も3.11を体験する前の自分には戻れないのだと今更思い知るなどした。 放射能の問題を他人事だとは思えなくなったけど、未だに戦争は他人事だと思っている節があるかもしれない(幸福かつ幸運なことに、戦争を体験したことがない)。文学や映像作品の奥行というのは受け取り手の体験によって大幅に変わってくるんだよなー、そっか。 亀山さんがドストエフスキーの『罪と罰』は中学生、高校生でも楽しく読めるように工夫しましたって言ってて笑った。楽しく読めました。 読みたくなった本、メモ。 ロバートキャンベルさんの『読むことの力』、『Jブンガク』 デイヴィッドダムロッシュ『世界文学とは何か?』 沼野充義『W文学の世紀へ』 谷川俊太郎『二十億光年の孤独』(集英社文庫の英訳も載っているやつ) シンボルスカ『始まりと終わり』 ジョージフレイザーの『金枝篇』は買ってずっと放置してる。読まねば^^;
  • 2025年7月21日
    渋江抽斎
    渋江抽斎
    平野啓一郎さんやロバート・キャンベルさんが森鴎外いいよ!と力説していたので久々に読んだ。初めて読んだ時は普通に内容が面白くて、医師として成功した森鴎外が晩年にこの作品を書く意義や、動機について思いを馳せたりしたが、今回は100%テクストに注目して読んだ。 明治時代まで日本人は日本語と漢語をシームレスに使いこなしていた。森鴎外は美しい漢語が使える教養人な上にドイツ語も使用できたトリリンガルだった、というのを見かけて、その時代のトリリンガルの書く文章が気になって、森鴎外の中でも特別好きな『渋江抽斎』に触ってみたんだけど……これ森鴎外の中だと読みやすい方だよね。康衢通逵みたいな意味不明な単語も出てくるけど、相当読みやすい。 てか、やっぱり普通に面白いな~ ロバート・キャンベルさんの言葉を読み返したら、初期の作品が漢文の素養が色濃く出ているって書いてあった。 私は森鴎外だと『かのように』が一番好きだから次はそれにしようと思ってたけど……腹括って『舞姫』に目を通すか。 それとも明治期の漢文小説に手を出してみるか、悩んでる。 メモ:石川鴻斎「夜窓鬼談」
  • 2025年7月21日
    ステップアップ心理学シリーズ 臨床心理学 理論と実践をつなぐ
    臨床心理学を学びたいと思っている初学者向けの入門書(はじめにより)と書いてある通り、専門知識の基礎の基礎がまとめて記述されいてた。 臨床心理学・心理的アセスメント・精神分析学・人間性心理学・認知行動療法にマインドフルネス。精神疾患とその支援に渡るまでを広く浅く、その歴史から治療法、生理学的に何が起きているかなどが学べて、勉強になった。 精神医学の歴史のところにはヤスパースなどの名前も出てきて、哲学と精神医学は切っても切り離せない関係なんだなぁと思った。(ギリシャの哲学者の名前もちらほら) コロナ禍についても記載があって新しい本なんだ!と読みながら驚いた。(借りる時に気づけ) 色んな精神疾患の事例が掲載されていて、ちょっと不安になったり。これ、診断って難しいね……
  • 2025年7月16日
    傍観者の恋【SS付】【イラスト付】 (フェアリーキス)
    コミカライズをピッコマで読む→アンリミでコミカライズ読む→あまりにも良かったのでアンリミで原作読むをしました。一気に駆け抜けたけど、良かった。後半ずっと泣いてた。主人公の女の子がずっと卑屈で自認は自分勝手なのに他人から見たら慈愛に溢れる素晴らしい女の子なのが、すれ違いのミソで良かった。両片思いも大好物です。 普通に一巻でここまで綺麗に収まってるのもなかなかだと思う。 コミカライズのレイチェルちゃんの見た目がかーーーーなり好みです。可愛すぎるって。そばかすのある女の子は、そばかすがあるままの方が良い。
  • 2025年7月14日
    歴史群像 25年8月号 (NO.192)
    南北朝の戦いの記事を読むために購入。ミリタリーと戦史の雑誌だけあって超詳しい。私は日本中世の研究をしていた身だけど、この雑誌レベルの語りができる自信はない。常に手元に置いておきたいレベルなので紙で買ったけど電子もあるみたいでWで買った。 危ない雑誌だなぁと思っていたけど、書いてあることは勉強になることが多かった。戦国九州の戦いも面白く読めたし、WW2の記事も楽しく読めた。付録は弟にあげた。 観応の擾乱を取り上げる号も超楽しみ!!!!
  • 2025年7月9日
    夏目漱石論
    渋江抽斎がちょっと読み返したくなって、青空文庫漁ってたら目についたので読んだ。森鴎外については鴎外の博物館に何故か足を運び、鴎外ビールが部屋に並んでいるけどお人柄みたいなのは詳しくは知らなかったけど、ちょっと悪いイメージ。(一人目の奥さんのあれそれとか、高村光太郎とのエピソードをピンポイントに知ってる) なんか素直な人なんだね。面白すぎる。これ、どういう経緯で書いたんだろう。好きになってきたかも。 創作に現れたる人生観について >> もっと沢山読まなくては判断がしにくい。(引用) 正直者すぎる。 森鴎外の北条霞亭を読んだことがないことに気づいて、森鴎外の青空文庫のページに行ったらなんか、なくて、渋江抽斎でも読むか~と思ってページを漁っていたらたどり着いた。思わぬ収穫。
  • 2025年6月25日
    令嬢のマナーと教養図鑑 英国令嬢のすてきな暮らしかた50Topics
    令嬢のマナーと教養図鑑 英国令嬢のすてきな暮らしかた50Topics
    絵がかわいいー!綺麗!青木美沙子ちゃんのファンなので買ったんだけど、内容で大満足♡ まあ私はヌン活なんてしたことないんだけどね!淑女の嗜みに競馬があって笑った。じゃあ私は淑女だ。 サンドイッチにキュウリを挟むのが英国式とあったので、母親にありえなくない?と聞いたら「普通じゃない?」と言われた。どうだろう。 そういえばイチゴのスイーツのサンドイッチが英国に輸入され、物議を醸しているらしいね。(スイーツなのか、サンドイッチなのかで税率が変わる)
  • 2025年6月24日
    〈転生〉する川端康成 1
    大学時代に研究会での発表に使った本の再読。川端康成の引用とオマージュについてを網羅した本で、この世には川端康成フォロワーがこんなにいるのかと驚かされる。(個人的に筆頭はガルシア・マルケスと小川洋子と恩田陸かな。特に恩田陸先生は「夜の底」気に入りすぎ!) このタイプの本、他にも出て欲しいな。志賀直哉とか谷崎潤一郎とか。 私は『眠れる美女』について取り上げたので発表で使ったのはそこだけで、『眠れる美女』以外の章は実は初読。 後半は作家論の話も多くて、かなりボリューミーだし内容も詰まってて面白かった。読まなきゃ読まなきゃと本棚に置いてあって、数年間プレッシャーだった汗 巻末の川端康成作品 転生作品年表が圧巻。 ちなみに、私が川端康成と出会ったきっかけはこの本にも触れられている小川洋子『ミーナの行進』(だから大学でも『眠れる美女』を発表の対象にした)。 転生した川端康成がきっかけだったので、やっぱりオマージュとか引用って、繋ぐ意味でも大切だなーと。 川端文学を読み直し、新たな意味を持つものして生まれ変わらせるために。(帯より引用) GQuuuuuuXでパロディシーンに対して色々と言っている人もいるけど、オマージュや引用ってこれだと思うんだよね。
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