新装版 匣の中の失楽

新装版 匣の中の失楽
新装版 匣の中の失楽
竹本健治
講談社
2015年12月15日
17件の記録
  • きらた
    きらた
    @kirata
    2026年6月5日
    現実と虚構が入れ子構造になり、章毎に世界が反転し続け、読者を翻弄する奇妙な物語 滅茶苦茶端的に言えば、衒学と幻想がミックスされたアンチミステリ作品、かな? アンチではなくメタかも知れない (‥アンチミステリ、メタミステリと言いたいだけだろ私←アッ) 大学生や高校生、知人が知人を誘うような形で形成されたミステリ愛好家仲間12人 彼らは自分達の事をファミリーと呼称し頻繁に顔を合わせていた ある日、ファミリーの1人ナイルズこと成が、仲間をモデルにした実名小説を書くと言い、最初の犠牲者を曳間だと告げるのだが、それが予言だったのか、密室で曳間の遺体が発見される しかしその密室は《さかさまの密室》だった── 現実と虚構(ナイルズの書く小説)が章毎に切り替わるのだが、章が変わる毎に前の章こそが小説だと書かれ、どちらが現実でどちらが実名小説なのかがわからなくなっていく しかしどちらの世界でも彼らが行っているのは各々の蘊蓄をばら撒きながらの推理合戦 散弾銃のように繰り出される推理は死をもて遊ぶかのようで、どちらが現実でも構わない様な気にもなってくるが、気付くと読者もこの曖昧とした世界に組み込まれているような感覚に陥る 霧の中からはじまり霧の中に溶けていくこの話は、ミステリに耽溺する人々に対する警鐘なのかも知れない? ‥と、今回の再読でそんな事をぼんやりと感じた気がします 登場人物がミステリに絡め取られて推理を繰り返した結果、仲間はバラバラとなり自らのアイデンティティすら見失ってしまった、って感じに読み取ったので‥(浅い読み方だなぁ私) いつも雰囲気で読んでいてすいません‥ 巻末の解説を読むとへーへーへーの連続なのですが、今思い返すと理解出来た気は全くしない恐怖 私、脳みそつるっつるなんじゃろな _(:3 」∠)_ 今回もさっぱり理解出来てないと思ってますけど、読書中の困惑や読み終わった後に感じるこの酩酊感と言うか茹だった感覚が何というか‥面白いんですよね 頻繁には読めませんけども(難解すぎて) って言う作品でした (難解すぎるとは言っても、文体自体は読みやすいってのが曲者だと個人的には感じます) (理解出来てないとわかっていても吸い寄せられる魅力があると言うか) (因みに、本書を読む前に〈三大奇書〉は読んだ方が良いみたいです) (私は未だに『虚無への供物』だけは未読ですが‥読むタイミングか無くて‥( ๑´•ᴗ•ก)՞ ՞) 本作に収録されたサイドストーリー「匳の中の失楽」は初読みでした ‥読んでいたら、なんか切なさに似た気持ちが湧いてきたのは何故なのか‥(ŏ﹏ŏ。)
  • きらた
    きらた
    @kirata
    2026年6月4日
    今度こそ再読完走するぞ! ‥と、言う訳で、また最初から読み始めました 表題作に加え、サイドストーリー「匳の中の失楽」を収録した講談社文庫の新装版
  • 津崎
    津崎
    @samishira
    2026年5月19日
  • 猯
    @647k38
    2026年5月19日
  • 仕事終わり、疲れた時に読んじゃうのでずっと同じ部分読んでる💦
  • きらた
    きらた
    @kirata
    2026年5月4日
    新装版のこちらを買い直してだいぶ経ちますが、まだ再読出来てない悔しさ 本日漸くペラリと序盤を読みはじめましたが、別の本に逃げるかも 今は少し軽く読める作品を欲してる気がするー
  • ちゃ汰
    ちゃ汰
    @chata9539
    2026年4月30日
  • どど
    どど
    @reads_0412
    2026年4月26日
    面白かったー! さすが第四の奇書と称される作品だなと思った。 描写が独特で、難しい理論や思想の話は読むのが大変だったけど、それ以上に構造と展開が気になって読み進めたくなった。 サイドストーリーと解説を含めて面白かった。 全部読み終わった後、もう一度読み返したくなる。 黒死館殺人事件と虚無への供物が読みたくなった。今度買う!
  • どど
    どど
    @reads_0412
    2026年4月18日
    課題に合同説明会にゼミ発表準備に疲れた🫠 私は本を読むんだ…読んでやる…それ以外何もしないぞ今日は…!!!
  • ポム
    ポム
    @reads-pom2503
    2025年9月7日
  • 本編の後にサイドストーリーと初版?の解説が載っている。 そこまで読むと、果たして自分はこの小説をどこまで理解できたのだろうか…という気持ちと小説はおもろきゃいいんだよ!という気持ちが交互にやってくる。まさに鏡合わせのように。 でもやっぱり面白くないと読めないからね。 三大奇書との関係について自分が感じたことも。 三大奇書が二次元に三角形を描いていたところに、匣の中の失楽が登場したことで、三角錐として三次元に立ち上がったのかなと。 発展版として本書が頂点かというとそんなことはなく、軸をどう取るかで回転する正四面体なのだと思う。
  • 匣の中というタイトルがまさにそうだなと。これから後半に向けてどう展開していくのか気になる気になる。
  • 第四の奇書。 ループ構造、メタフィクション、謎理論、荒唐無稽な推理合戦、膨大な蘊蓄…三大奇書の全ての要素を取り入れ、更に物語の根幹を成すオリジナル要素…。 これを20歳の青年が書いたとは、驚いたと言わざるを得ない。 難解な小説だが、一体どういう人生を歩めば、どういう育ち方をしたら20歳でこんな小説を書けるのか(しかもデビュー作て…)、それが一番の謎だった。
  • ヒビ
    @ampm_1221
    1900年1月1日
  • ヨヨ
    @terra0terra
    1900年1月1日
  • Quel
    @quel
    1900年1月1日
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved