動物たちがみた戦争

動物たちがみた戦争
動物たちがみた戦争
中島みゆき
渡邉英徳
貴志俊彦
光文社
2025年7月16日
8件の記録
  • M市のR氏
    M市のR氏
    @aoi-honmimi
    2026年7月20日
    戦前、海外の各地に動員された数多くの動物たちに焦点を当て、彼らが写された新聞写真をAIでカラー化し、遠い時代の戦争を身近に感じさせ次世代への記憶の継承を試みた本書。 色がつくことで日よけの帽子をかぶる軍馬や兵士に寄り添う軍犬のかわいらしさなどを強く感じる。だが、それらは政府や軍による国威発揚、戦意高揚のプロパガンダとして反映された「虚構の現実」を写したものとされる。 そして、その写真のカラー化も本来の色は決して分からないことからある意味「フェイク」となる。色づけられた虚構はさらに真実味が増し、それが真実か虚構かを見分けるのを困難にする。それは昨今のフェイクニュースや情報操作への危機感をも提示している。 物言わぬ動物たちの写真のみならず、世の中にあふれるさまざまな事象から見えてくるものの背景や真偽を正しく読みとることができるだろうかと不安になる。虚構に踊らされないためにはどうすればいいのだろうか。
  • ぽち子
    ぽち子
    @pochi_co31
    2025年10月7日
    カラー化することによって虚構性が増すという点、確かにそうだなと思う。それにしてもこんなに多くの動物たちも戦争に巻き込まれていたとは。胸が詰まる。
  • ぽち子
    ぽち子
    @pochi_co31
    2025年9月19日
  • 本好き
    本好き
    @yomu_01
    2025年9月14日
  • 戦後80年が経つけどもまだまだその時代の全てが時明かされた訳では無いと思う。 AIと人間の手によって白黒からカラーに再構築された写真を掲載。 AI着色の不確かさにもちゃんと触れていて好感がある。 「毎日戦中写真」の存在は知らなかったし、 ラクダと象の存在は意外だった……。 餓死した人が多かったと聞いたけど、動物に餌を分けている写真も沢山あって、 戦況以外で日本は優勢である・好況であると知らせたい意図がメディアにあったのかなと考えた。 物言わぬ動物達が、物語性などを付与されてプロパガンダに利用される指摘は確かにと思った。
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