北條民雄全集 下

北條民雄全集 下
北條民雄全集 下
北条民雄
東京創元社
1996年9月20日
3件の記録
  • 民雄
    民雄
    @reads_tamtam
    2026年3月9日
    みんなお金が無くて大変なんだ。書簡のやりとり、悲しい。もっと著者作品が読みたいよ。
  • つばめ
    つばめ
    @swallow3
    2025年8月2日
    "一度死んだらもう二度と生きかえることはないということ、このことを心の底から感じて下さい。そうすれば、生きているということは、決してそんなに空虚なものではなくなるかも知れません。" "例えば新聞で殺人事件や自殺の記事を読んでも、自分がそうしたことの当事者になることがあろうとは誰も考えぬであろう。なんとなく自分とは別な種類の人間がすることのように思うのが普通である。しかし別な種類の人間などどこにもいはしないのである。" "お前は知っている筈だ、死ねば生きてはいないということを!" "今年もまた栗を食うーこのことが何ものにもまさった喜びとなって心を温めてくれる。これが人生の幸福というものである。何年か経って、その時には多分盲目になっているであろう自分が、杖をたよりに道を歩きながらふと今日の栗を思い出したとしたら、あああの時はまだ眼も見えた、あの栗の滑らかな茶色の肌を眺めたものだ、と思わず杖をとめて懐旧の念にうたれることであろう。"
  • つばめ
    つばめ
    @swallow3
    2025年7月23日
    "けれど自分には神もない。善事を行おうとする気持もない。気持はひねくれて不正直で不純だ。唯あるものは底の知れぬ絶望と、懐疑だけだ。生きることの重荷に堪えかねて、さりとてその重荷を打っちゃることも出来ぬままに、蒼白な面つきで周囲を睨みつけてひょろひょろと歩いている、その姿が自分なのだ。"
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