名作うしろ読み
5件の記録
べに@beni_2026年9月9日読み終わった春の神保町ブックフェスティバルで購入して少しずつ読んでいた本。 色々な名作をラスト一文から読み解いていく。 読んだことのある本の解釈も面白いし、読んだことのない本は読みたくなる。 そしてまた脳内の積読が増えていくのだった……。

杉野ひこ@suginohiko2026年3月23日読んだ独特な着眼点と歯に衣着せぬ語り口で文学作品の新たな楽しみ方を教えてくれる、斎藤美奈子さんの文芸評論が大好きです。 これは名作の最後の一文がどんな描写で何を書いて終わっているのかを見ることで、そこに至るまでに何を書いていたのかを見つめ直す文学案内。 私たちはシェークスピア『ハムレット』の最後でハムレットが死ぬことを知っている。夏目漱石『坊ちゃん』のラストで坊ちゃんが四国を去ることも知っている。知っていても、『ハムレット』や『坊ちゃん』の魅力が減るなんてことはあり得ない。きのうきょう出た新刊書じゃないのである。やや強引に定義し直せば、人々がある程度内容を共有している作品、「お尻」を出しても問題のない作品が「古典」であり「名作」なのだ。 (p4.まえがき) このまえがきから最初に『坊ちゃん』を取り上げて論じる解釈がそうなのか!という驚き。 たしかに最後を知っても作品の魅力は減らず、知っているこの作品もなんとなく聞いたことあるだけのあの作品も、読んでみたくなりました。大変。



