真田太平記 7

2件の記録
- つつじ@m_tsutsuji08152025年8月16日読み終わった「治部殿は何から何までぬかりなく運ぼうとする。平時の折には、それも結構であるが、戦には魔性があって、この魔性に立ち向かい、戦機を得るためには、書状をいじりまわし、政令を案ずるようにはまいらぬのじゃ」 "これは、防ぐ戦ではない。突き進み、戦うのみなのだ。東軍は矢来も張らず、乱杙も打たず、関ヶ原へ向かって進みに進んで来つつある。そもそも、大垣から山道を、わざわざ関ヶ原まで出て来て、東軍を迎え撃つなどという作戦からして、 (気に入らぬ……)と、又五郎はおもった" "このたびの敗戦が、三成自身の器量によるものだとしても、この初一念に変わりはない" 三成の敗因をしたり顔で語るような人間にはなりたくないと思っていますが、樋口角兵衛とか猫田与助に対しては カウンセリング行け と言わざるを得ない