魍魎の匣

8件の記録
choco@bananachoco2026年1月27日読み終わった匣と筥。京極文学の醍醐味は日本語の深さにあると思う。少し古い文体も、漢字のチョイスもとても美しい。 ミステリー系の作品の感想はネタバレになりかねないのでとても気を遣うけど、この作品は複雑すぎてネタバレになりようがないのだ。 だって「別々だ」「関係ない」と言っていた事件がやっぱり繋がっているから。 そもそも発想が突飛というか奇想天外というか異次元というか、リアリティがなく後味の悪い思いで読み進めていたが、最後の「黒い干物のようなもの」が、急にものすごくリアルに迫ってきて驚いた。「黒い干物のようなもの」への純愛が、私の今までのネガティブな印象全てをひっくり返してしまう。最後の最後で光のある作品でした。
lily@lily_bookandcoffee2025年11月22日読み終わっためっちゃ面白かった。自分がミステリー好きだってことを数年ぶりに思い出させてくれた。 京極堂の陰陽師探偵という設定といい、超合理的な物の見方の一方で人間らしい優しさとか怒りが垣間見えるところだったり、とても魅力的ですね…


lily@lily_bookandcoffee2025年11月21日まだ読んでる@ 電車中巻読了! „人間は、犯罪者は特殊な環境の中でこそ、特殊な精神状態でこそ、その非道な行いをなし得たのだと、何としても思いたいのだ。つまり犯罪を自分達の日常から切り離して、犯罪者を非日常の世界へと追い遣ってしまいたいのだ。そうすることで自分達は犯罪とは無縁であることを遠回しに証明しているだけだ。“


lily@lily_bookandcoffee2025年11月19日読んでる上巻読み終わった。まだ中巻と下巻がある。 長いけど読み進める手が止まらない。 榎木津は思ってることが態度に全部出て面白いなぁ。



