我が家のヒミツ
5件の記録
こちゃ@cocha_book2025年8月9日読み終わったやはり面白い。 読みやすく、それでいて単調ではなく話のバリエーションの広さに毎度驚く。 シリーズ全てに登場する最後の小説家とその家族の話が現実世界と同じ流れで時が流れていて、子ども達の成長もとてもリアル。 突拍子もない始まりだけど、毎度最後には感動してしまう。今回も鼻の奥がつんとしてしまった。 どの話もとても面白かった。
橘海月@amaretto3192022年10月3日読み終わった全く異なる家族を描いた六つの物語。冒頭「虫歯とピアニスト」の軽快さとどこか非現実的な雰囲気で読み進め「手紙に乗せて」でガツンとやられた。それは母を突然亡くした兄妹と父の話で、否応なしに我が家の状況が思い出された。母の不在のあの強烈な存在感も。 奥田英朗の本は、何気なく読むうちに年齢も性別も状況も異なる主人公達に、つい共感し肩入れしてしまう。出世に敗れたサラリーマンも、実の父が有名人と知った高校生も、隣人を怪しむ妊婦も、妻が市議会選挙に出ると知らされた作家も、さほど好意的でなかった彼らに気づけば一喜一憂してる自分がいる。