「おかえり」と言える、その日まで

「おかえり」と言える、その日まで
「おかえり」と言える、その日まで
中村富士美
新潮社
2023年4月13日
6件の記録
  • 著者の中村さんは、救命救急の看護師として働く中で山岳遭難捜索の現場を知り、2018年には捜索団体を立ち上げ、活動されています。 私たちの身近な低山や里山でさえ遭難し命を落とすケースがあり、本作品では、中村さんが実際に携わった6つの事例とともに、登山の注意点や遭難捜索現場の実際についても紹介しています。 中村さんが特に大切にしているのは遭難者の家族に対するサポートです。捜索にあたって家族からの話を丁寧に聞き取ることでヒントが得られ、発見に至るケースもあるそうです。また、遭難者が生存しているのか不安の中ただ捜索を見守らなければいけない家族の心境は想像を絶します。遭難者が発見されたとしても発見されるまでに数年を要するケースもあり、捜索を継続するかどうか家族が判断しなければなりません。遭難者の帰りを待つ家族が疲弊しないために心理的サポートを欠かさない姿勢に、頭が下がる思いでいっぱいになりました。 こういった想いを持って活動されている方がいるということはとても心強い一方で、登山を楽しむためには、常に危険と隣り合わせであること、そして、その中で遭難捜索活動をして下さっている方々がいることを、必ず心に留めておかなければいけないと強く思いました。
  • fufufuuu
    fufufuuu
    @fufufuuu
    2026年1月15日
  • そめ
    そめ
    @s_o_m_e
    2025年6月1日
    ミステリー小説かってくらいのプロファイリング力すご……。遭難された方が亡くなってる可能性が非常に高い中で帰りを待つ側の辛さ、覚えがあるのでくるものがあった。確かにそっち側のケアやフォローも大事だよなぁ。素晴らしいお仕事だと思う。 登山の際は、入山届とルートの報告、山岳保険には入ろう!絶対だぞ!
  • むぎ
    むぎ
    @hughugbear
    2025年3月20日
  • 碧の書架
    碧の書架
    @Vimy
    2025年3月7日
    プロファイリング山岳救助。文字が大きく、物理的にも文章的にもとても読みやすい。むしろもっと読みたいけど、ノンフィクションだし実際の事例をたくさん載せることは難しいのかな…。 こういう仕事があるんだ、という事にも感動したし、こんなきっかけで人は死ぬんだ、人生何があるか分からないなとしみじみ思う。 そこから日常の大切さや自然の広大さも感じたり、考えさせられる良い本でした。
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