橘外男日本怪談集 蒲団

2件の記録
- くろまんじゅう@ptm5x4pk2025年9月6日読み終わったストレートな怖さ、怨霊という怖さの話よりも、死者の悲哀や愛を感じる話がとても怖かった。よく小説で慄然とする、総毛立つという表現があるが、それが良く当てはまったのが、棺前結婚だった。 終盤に登場人物がある事を決意するのだが、そこがも最も恐ろしい。そこから全く怪異は起こらないにも関わらずである。 情念にスポットが当てられるジャパニーズホラーの真髄を見たような気がする。
- くろまんじゅう@ptm5x4pk2025年8月11日買った夏の怪奇・幻想シリーズその2。タイトルからして絶対安全圏が脅かされそうで恐ろしい。 話が逸れるが、声で聴く怖さと文字で読む怖さ、脳の働く部分はどう違うのだろう?