従軍慰安婦・内鮮結婚

2件の記録
- ユウキ@sonidori7772025年8月11日読み終わった借りてきた1992年の本だが、大日本帝国の行った「性侵略」の責任を、戦後45年経っても(経ったからこそ)逃れようとする政府への怒りがありありと感じられる。 近代化に必要とされた公娼制度に始まり、同化政策のための日本女性の内鮮結婚、朝鮮女性の慰安婦と、常に性を侵害される女性たち。そして、強姦され殺害される中国女性たち。 日本の女性に至っては、性侵略の被害者であり、同時に、植民地侵略に加担した加害者であるという二面性を突きつけられる。 戦後、慰安婦たち被害者への賠償責任をきっちり果たしたとは言えないという事実が、今でも買春許容国であること、歴史修正主義が横行していることに繋がってくるのではないだろうか。