スウィングしなけりゃ意味がない

8件の記録
- butter cup🌿@lo3o-v-peony2025年4月1日読み終わった感想この無駄のない文体。スピード感。 好き〜🥹 佐藤亜紀さん3冊目だけど全部好き。 今回はナチス政権下のドイツ・ハンブルグが舞台。 敵性音楽のスウィングにのめり込む主人公の視点から、どんどん変わる戦況の中で市民がどんな風に戦争に振り回されたか良く分かる。 アンネの日記や夜と霧で記されるユダヤ人に対してアーリヤ人の立場で、親のおかげで徴兵にも取られない恵まれた環境の主人公からの目線なのでまた違う風にも見えたなぁ。 けどやっぱりやってることめちゃくちゃだよ戦争中って。 作中の曲でプレイリストも作った🎷 JAZZお馴染みのsing sing singやA列車で行こうも入ってます👍🏻 また読み返そう〜!
- butter cup🌿@lo3o-v-peony2025年3月26日読み始めた今日から長女の付き添いで入院。 私のベットはソファ。持ってきた本で暇つぶし。 佐藤亜紀さんめっちゃ面白いので気分も晴れる。 娘は明日の手術ではタイムパラドックスをかけてもらうらしいが、私はスウィングでも聴いて待とうか…。
- 虫の息太郎@pampapam_13322025年3月7日かつて読んだ吸血鬼買った後くらいに偶然立ち寄った本屋でたまたま見つけて大喜びしながら作家買いした本。 タイトル回収は「意味ねぇんだよおおおおおお」でいいんすか、というライブ感たっぷりの一冊で、前提となる旧ドイツ?の若者文化?とか音楽的な知識がなくても「金持ちのボンボンが成長するにつれ人道的に頑張る話」で読めるから面白い。音楽好きな両親に「へーそんなオシャレなタイトルの本を」と褒められたのも嬉しい記憶。 評判のいい黄金列車が個人的には刺さらず、こっちの方がずっと良かったな〜