天山の巫女ソニン 5 大地の翼

天山の巫女ソニン 5 大地の翼
天山の巫女ソニン 5 大地の翼
菅野雪虫
講談社
2016年3月15日
2件の記録
  • ゆいちゃん
    ゆいちゃん
    @yui__arm
    2026年9月28日
    あー面白かった! ついに完結となる五作目は、沙維の国へ巨山の江南が攻め込んでくる。 イウォルもイェラもクオンも、誰1人として戦を臨んでいないのに、世の流れには耐えきれなかった。 それでも、3人とソニンが積み上げてきたすべてのものが、戦を止めた。目頭が熱くなるラスト。 『敵は戦をする相手の国の兵士だけではない。戦が起こることを望む人々すべてだ』 という一文に、胸を打たれた。現実がリンクする。 私たちは戦を望んではいけない。自分だけが大丈夫だなんて、考えてはいけない。
  • 読み終わってしまった。 ソニンと王子の関係性の絶妙な「キュン」が…!たまらない…!ソニンが自らの意志で(自分の気持ちに従って)行動できるように、王子が自らの殻に篭らず心を開けるようになる。シリーズものでこうして主人公たちの成長がパッとわかるのは、読んでて嬉しい。 イェラ王女とクワン王子。このふたりの立場は自分の意見さえ持たずにいれば、そこそこ脅かされない位置にある。そんなふたりが今の自分の地位を揺るがしてでも行動することが、ふたりとも真剣に自国と他国との関係性を考えているんだなと示していて、三国のよい未来を想像させてくれる。 読みやすい、驚くほど繊細で芯が強い。主人公ソニンそのものなこのシリーズ。 自らの目で見て考え、対話するファンタジー。 今読めてよかった。
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