こうして京都府立植物園は守られた

3件の記録
- りおかんぽす@riocampos2025年8月17日読み終わった京都府立植物園と京都府立大学キャンパスは守られた。のだと思うのだが、京都府側の「北山エリア整備基本計画」は未だに残るし、府大の校舎(特に体育館)が耐震性に問題あるのも放置されたまま。 巨大アリーナは府大構内から向日市の競輪場敷地へ予定地変更されたのは、単に植物園周辺が救われただけで、向日市内の貧弱な交通網を考えない勝手な計画なので、そちらもどうなのかとは思う。 日本各地で公共地が勝手に利用されている。その顕著な例が私の住んでいる大阪府であれば大阪城公園だと思っている。もうぐちゃぐちゃ。もちろん東京であれば神宮外苑も大変なのでしょうけど、実際に侵されている進行状況は大阪城公園のほうが酷いので。 この本が市民運動実践の一つのきっかけになれば良いとは思う。最終章最終節「運動を振り返って」はその為の節でしょう。ただ、この経験談を読んでも「幸運な一例」との印象は強い。行政のほうがカネもアタマもある状況に抗うのはとても大変だとも感じる。正直なところ、私自身はこんな面倒なことに巻き込まれるのはゴメンだと思う。そんな思いをしないところへ住みたいものです。
- りおかんぽす@riocampos2025年8月16日読んでる借りてきた図書館の新刊コーナーで見かけてパラパラ読んでた。最後まで読みたいと思い借りた。個人的にも京都府立植物園のこの問題には関心を持っていた。 現状は半ばまで読んでる。京都府とコンサルの迷走ぶり、住民活動の生の声、また失敗談など、いろいろなものがごちゃ混ぜに含まれている(Change.orgのイマイチなところも書かれてて共感)。研究書ではなく体験談としての本なのでそれで良いのだけど、少し読みづらいのは仕方ないとはいえ残念。 また京都府立大学の体育館を公共アリーナとして建設する話についても知ってはいたものの私の関心からは少し外れていたが、この本で概要が掴めたし、かなり無茶があると分かったのはありがたい。 ちなみに「シアターコンプレックス」なる謎の構想が挙げられていた京都府立総合資料館跡地は現在、住宅展示場としてお茶を濁そうとしているのを先日見かけました。