リア王

7件の記録
- より@honeypie2025年8月6日読み終わったリア王終わり だ、誰も幸せになっていない… リア王が御乱心になっていくという話は知ってたんですけど、なんか…おべっかを信じてしまったからに… ゴネリルとリーガンは男を巡って揉め、コーディリアはおべっかを使わなかったからフランス(敵国)に嫁がされ、エドガーもグロスターもエドマンドのせいでめちゃくちゃや。(妾に子供を産ませたのが悪いのかな…) リア王はコーディリアの献身的な看病で少しずつ落ち着いていって少しずつ心を通わせてたけど最後はコーディリアが目の前で死んでいったのを見て余計気が狂って息を引き取ってしまった 誰も幸せになっていない、全てが終わっても何も片付いていない、「これからどうするんだろう…」という読後感 疲弊した兵士たち、崩壊した王国 きつい〜〜リア王…老衰で耄碌していくって別に不思議な話じゃないですからね
- muu@mu_book_um2025年5月10日気になる「世界文学をケアで読み解く」のなかで紹介されていて気になった。 「男性性を降りる」ことがテーマ化されているのだそう。 シェイクスピアは社会人になってすぐの上司から接客業をする上で必読書と言われて読んだっきり読んだ事がない。
- RIYO BOOKS@riyo_books2022年5月7日読み終わった旧封建秩序(リア王、グロスター伯)から新世界秩序(エドマンド、ゴネリル、リーガン)への移行は、心醜い者が報われる世界なのか、という大きな問いが見える。そうであってはならないと世界を憂うシェイクスピアは「愚」を指摘する道化師と、「救い」を象徴するエドガー、コーディーリアを対比的に描き、「本質の愛」に聖性を持たせて描いている。『リア王』には権力により生まれる悪意と「愚」の問題が込められている。