美しい距離

9件の記録
さくら@saku_kamo_ne2026年3月18日読み終わった<読了> 主人公とその妻。二人の存在と関係性が、文章を通して、温度ごと伝わってくる。 はじめの30ページで、泣いてしまった。 大事な人が病にかかった経験はないけれど、これから先、まったくないとも言い切れない。そんな、起こりうるリアルを感じた。 装丁のやわらかい色を見て、ふたたび泣きそうになる。 夫婦のかたちも、距離感も、いろいろ。 死ぬのが、怖くなった。 結婚とか、家族とか、「いざという時のための安全装置」みたいな話に、これまでは「なんだよそれ」って思っていたけれど、今なら、少しわかる気がする。死への恐怖は、計り知れない。 大切な人が死ぬのも、嫌だ。 想像もしたくないけれど、想像しておかないと、もしその時が来たとき、何もできなくなってしまいそうで怖い。 闘病と介護。どちらも縁遠い気がしていたけれど、小説って、こんなふうに身近に感じさせてくれるんだなと思った。 ───山崎ナオコーラ(著)『美しい距離』(文藝春秋、2016年)



Suu@suu-jkt2025年10月23日読み終わった図書館本作者紹介に「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」と書いてあって気になって手に取った一冊。読みやすくて、身近なテーマなのに新しさも感じました。活字苦手だと思っていたけど、読書ってちょっと楽しいかもと感じられました。 40代前半、癌患者の妻。夫目線のお話。同世代の夫婦の話は最近自分が不安に感じていたことだったので涙なしでは読めなかったです。そういえばこの2人の名前を知らないな…時間をおいて、もう一度読みたい一冊です。










