美しい距離

美しい距離
美しい距離
山崎ナオコーラ
文藝春秋
2016年7月11日
3件の記録
  • Suu
    Suu
    @suu-jkt
    2025年10月23日
    作者紹介に「誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない文章を書きたい」と書いてあって気になって手に取った一冊。読みやすくて、身近なテーマなのに新しさも感じました。活字苦手だと思っていたけど、読書ってちょっと楽しいかもと感じられました。 40代前半、癌患者の妻。夫目線のお話。同世代の夫婦の話は最近自分が不安に感じていたことだったので涙なしでは読めなかったです。そういえばこの2人の名前を知らないな…時間をおいて、もう一度読みたい一冊です。
  • 美しい距離。いい日本語だなあ。 物語は、40代でがんを患い入院生活となった妻を支える男性会社員の視点で進みます。この主人公がまた良くて、いらいらしたり違和感をもったりしたときに、立ち止まってその理由を考えるのです。その考えに、毎度はっとさせられます。 人物の固有名詞が一度も出てこないので、自分の近くで起きている物語のような気がします。 わかりやすい物語をつい想像してしまいがちな自身の態度に気づいたときにやっと、相手を偏見なく尊重できるようになるのだと思う。
  • Mi.
    Mi.
    @coffee_no0511
    2025年9月24日
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