真田太平記 9

真田太平記 9
真田太平記 9
池波正太郎
新潮社
2005年7月1日
3件の記録
  • ぼす
    ぼす
    @backtoboss-s
    2025年9月15日
    嗚呼、終わりに突入している、、という感覚 これほどの年月、スケールをかけての作品を読むと、どの人物も魅力的で素晴らしい。
  • つつじ
    つつじ
    @m_tsutsuji0815
    2025年8月31日
    "片桐且元の胸の底には、 (こたびも、これまでと同様、無事にすぎてしまうのではあるまいか。右府様が御上洛をなさらずとも、まさかに関東が、こなたへ戦を仕かけてくることはあるまい。また、仕かけてくる理由は何一つない) そのおもいが、たゆたっている。 十余年前の関ケ原前後に徳川家康がしめした凄まじい駆け引きを、且元も知らぬはずはなかったろう。 それを、忘れてしまったのか……。 つまりは且元、苦労が身につかぬ人物だったのであろうか。 これは、且元のみではない。 (こたびも、いつしか無事にすぎてゆく……) ことを期待しながら、その期待を実現するための行動にはおもいおよばぬ" 負ける組織の負ける要素を表現した文章としてこれ以上のものを知らない
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