オトナのための古文再チャレンジ
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it_shine@it_shine2025年10月13日読んでる“そもそも、一つのことばにいくつもの「異なる意味」があるなどということがあり得るでしょうか。言葉というものは本来そのようなものではありません。全く異なる意味を表すためには、別の語が用意されているはずです。一つのことばは、一つの大きな意味のかたまりであって、そこからややニュアンスの異なる意味が派生したり、時代によって意味が変遷することはあっても、基本的にどんな場合でも共通する何かを表現しているはずなのです。一つのことばが担っている、ある共通するニュアンス、色合いのようなもの、それがそのことばの「意味」です”p64 “言葉の「意味」を訳語で憶えて、どの訳語がうまく当てはまるかをあれこれ考えるよりも、言葉の本質的なニュアンスをつかんでそれぞれの文脈で言わんとするところを感じとる方が、実はずっと早道だし、汎用性のある学習の仕方なのです”p65





