なぎの葉考・少女 野口冨士男短篇集

なぎの葉考・少女 野口冨士男短篇集
なぎの葉考・少女 野口冨士男短篇集
野口冨士男
講談社
2009年5月8日
5件の記録
  • 「なぎの葉考」 紀州旅行 中上健次をモデルにした後輩作家が出てくる(ってか名前変えて書いてるだけかな) 後半の娼婦との交流はどこまで実体験なのかわからんけど 6人の人生狂わせてたら(男どもが勝手に破滅してるんだが)責任感じちゃうんだろうなあ そこ割り切ってどんどん貢がせるのがプロなのかもしれんが
  • 「夜の烏」 永井荷風の友人だった井上啞々の話とゆかりの地
  • 「石蹴り」 お母さんと自分の関係性 お母さんはしっかりした人だったようだ
  • 「耳のなかの風の声」 自殺した父親と幼少期からの自分との関わりを題材にした私小説 お父さんほんまどうしようもない人だが、一抹の可愛げがあるように書かれている 真面目にやろうとしてるんだけど長続きしない感じか? 肩書は「実業家」だけど会うたびにやってること違っててけっきょく何の人なのかわからんような人って今もいるよな
  • 「石の墓」 小貞姐さんかっこいいな
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