ソロモンの犬

ソロモンの犬
ソロモンの犬
道尾秀介
文藝春秋
2007年8月8日
2件の記録
  • とろもろ
    とろもろ
    @toromoro
    2025年9月6日
  • とろもろ
    とろもろ
    @toromoro
    2025年9月6日
    ああ、こんなにも前を向いてみようと思える作品を書く人だったのかというビックリを読後に味わうことが出来た。 処女作を読んだときの印象だけ残っていて、とにかく気持ち悪い小説だというイメージが強く(ごめんなさい!)、今作はそれを覚悟のうえ読んできた。 仲のいい大学生4人が、1人の少年の死をキッカケに歯車が変わっていく。 中盤は来たかこの感じ…と思っていたが、それを良い意味で裏切ってくれた。全てが救われることなんてあり得ないという現実と、ここからはご都合主義でいこうという塩梅がとてもよく、予想していなかった前向きさで終われて良かった!
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved