三月の招待状

三月の招待状
三月の招待状
角田光代
集英社
2011年9月1日
2件の記録
  • Michika
    Michika
    @0610shun
    2026年1月30日
    歳を重ねたら自動的に大人になるというのではないんだなと思った。 今と過去を比べたり、 自分があの人よりは優位に立ってると考えようとしたり、 嫌な経験が少し美化された思い出になってたり。 登場人物がみんな自分勝手で不完全で、 自分でも気がついていなかった深層心理を教えてくれいるようだった。 変われない自分や、 しがみついていた過去から 変化を求めて行動する内容が印象的だったけれど、 結局違う自分になろうとあがいても、 本質的には変われないと 言われているような気もした。 自分と向き合っている気がしているだけで、 実は折り合いをつけたりしながら生きるのが 大人になるということなのだろうかと考えさせられた。
  • たご
    たご
    @clan_1967
    2025年9月9日
    かつての大学の同級生5人の、大学生のままの気分で生きていたら、(本人たちとしては至極真面目に)、気がつけば30代半ばのいい大人になっていて、気がついたからには今が変わるべきときなのか、でもどこを?どうやって?という話。 離婚パーティーとか失踪とかたぶらかされたとか、語られる日々はからっと滑稽で、それなのにときどき目の端に何か黒い影が過ぎるような、ふっとした怖さと切なさがある。 人は変われるなんて嘘っぱちで、いくら変わろうとあがいても、たどり着く先は結局は今の自分とほとんど変わらないのかもしれない。けれど、変わっても変わらなくても、とにかく人生は前には進むのだ。
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