放課後の読書クラブ

5件の記録
彼らは読みつづけた@findareading2025年11月2日読み終わった*読書で見つけた「読書(する人)」* 《こんなことを思うのはわたしだけなのかどうか、わからないけれど、小説とは「理解」や「共感」や「納得」を求めて書かれているのではなくて、ただ読まれるために、書かれているのではないだろうか。 さらに言いかえると、小説は「わかる」ために読むものではなくて、「わからない」と思うためにこそ、読むものなのではないか。 だからどの作品も、くり返し、読んでいる。 忘れたころにまた読む。読んでいるときにはひたすら夢中で活字を追いかけている。読みおえたあとは「よくわからなかったなぁ。でもすごくよかった」と思っている。 読んで気持ちのいい文章を、好きなだけ、浴びるように読む。 それでいいのではないかと思っている。》 — 小手鞠るい著『放課後の読書クラブ』(2023年2月、偕成社)



