私が読んだことがあるのは村岡花子版のしかも第1作のみだと思います。小学生のころに読んだように思います。 1960年ぐらいまでケベック州のフランス語話者の人たちはいい仕事になかなか就けなかった。ケベック州の産業界でも高い立場の人は英語話者ばかり。ピエール・トルドーのおかげでケベック州のフランス系の立場が対等になった、という話はケベックで高校生の私を預かってくれたホストペアレンツが力説していました。だから赤毛のアンでも下働きをするのはフランス系の人たちだと何かで読んだとき、実は驚かなかったんです。

赤毛のアンシリーズを読んでいた時には考えたこともないような歴史的背景などが知れてページをめくるのが楽しい一冊でした 私の原点でもある赤毛のアン。この本を読んで赤毛のアンはまた私の新たな原点になるんだろうなと感じる。この気持ちが冷める前に松本さん訳の赤毛のアンを読もう

赤毛のアンとモンゴメリについて深く理解した上でもう一度赤毛のアンを読むともっと楽しめそう！ 新書は初めてだったけどスラスラ読めるので良かった。