天の魚
4件の記録
Rica@rica_bibliotheca2025年10月9日読み終わった*図書館で借りていたが、マイ本棚にお迎えしたいと思い講談社の文庫版を購入(昭和55年4月15日 初版) 読み終わった. 圧巻である. すごい、すごすぎる...石牟礼道子、と改めて. 池澤夏樹さんがどうやっても真似できない、憧れ、ファンでいることにした、と言ってたけど、誰にも書けない、の究極のように感じた. 解説(覚え書き)はなんと大好きな見田宗介氏. この解説にまたしびれた.


Rica@rica_bibliotheca2025年9月30日読んでる図書館で借りた手元に欲しい苦海浄土の東京編とでもいうような一冊. 読み始めたら止まらずどんどん引き込まれていく. 人間は苦しみの極限、絶望の淵にあっても、こんなにも気高く清々しくあれるのか(その一方でまたここまで冷徹になれるのかとも)...そして、ここでも石牟礼道子という人のすごさを感じずにはいられない. どうしてこのような表現ができるのか?いや、表現というような域をも超えた次元からの、うた、祈りを届けるシャーマンのようにも思えてくる. 装画は秀島由己男.







